

山形県 東村山郡山辺町
お天道農園
こんにちは、お天道農園 代表の安孫子 陽平と申します。さくらんぼ農家だった祖父母を継いで、山形県 山辺町で農業を営んでいます。前職は東京で商社の営業員として働いていました。2022年にUターンして農業をはじめました。
山辺町は東北の普通の田舎町です。遮るもののない広い青空や、季節と共に移り変わる田園風景がとても綺麗です。しかし、農家の高齢化や担い手不足によって、徐々に耕作放棄地が増えています。このままだと、自分が好きな風景は無くなってしまうんだろうなぁ...と感じています。故郷の畑を耕し、おいしい農産物を作って、皆さまに食べて喜んでいただくことが、故郷を守ることにつながればいいな、と思い、農業を営んでいます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
生産者のこだわり

激しい寒暖差が生み出すおいしさ
山辺町は、冬は大雪が降って氷点下まで気温が下がる一方で、夏は35℃まで気温が上がる、とても寒暖差が激しい地域です。ひとが生活していくには厳しい環境ですが、この寒暖差があることで、野菜や果実が糖分を貯めこみやすくなり、甘く仕上がりやすくなります。この気候を活かして、おいしさ重視の栽培を行っています。

野菜や果物が健康に育つためのいい土づくり
当農園では野菜や果物が健康に育ち、おいしく仕上がるためには、「いい土づくり」が一番大事だと考えています。いい土とは、土の中に目には見えない微生物がたくさん棲んでいる土です。微生物が多い土はやわらかく、植物が広く根っこを伸ばせます。また微生物が多い土は比較的病気が出づらくなります。いい土によって、植物はより多くの栄養を吸って、病気にかかりづらく、健康的に成長します。健康的に成長した植物はおいしく仕上がります。
当農園ではいい土づくりのため、微生物をたくさん含んでいるキノコ廃菌床たい肥を積極的に使用しています。また微生物のエサとなる「緑肥」と呼ばれる植物を育てて、土の中に入れることによって、微生物を増やしています。