百鶏園

山梨県 北杜市

百鶏園

小沢 燿

創業:2016年04月
食べチョク登録:2022年02月

「良いたまごは、美しいニワトリから」を理念に、日々ニワトリの幸せを追求しながら飼育・生産しています。2021年には365日24時間放牧できる施設を作り、養鶏先進国であるヨーロッパにも引けを取らない、日本一の放し飼い養鶏場です。私以上にニワトリを愛している養鶏農家は、日本中どこを探しても見つからないでしょう。趣味はニワトリに頬ずりし匂いを嗅ぐことです。youtubeチャンネル登録1万人突破!

生産者のこだわり

生産者のこだわり

365日24時間放し飼いの実現。放し飼いと平飼いってどう違う?

【平飼い】とは、「平らな場所=地面」で飼うことです。何段も積み重ねて飼育するケージ飼いとの比較対象としてよく使われます。
【放し飼い】とは、上記平飼い+放牧場を設置し、ニワトリが鶏舎「外」で遊べる空間がある飼育方法のことです。朝来たら鶏舎の扉を開けて鶏を外(放牧場)へ開放し、夕方にまた鶏舎へしまってあげるイメージです。

設立以降放し飼い飼育を続けていると、「ニワトリの放牧時間が飼育者である我々の出勤時間や作業都合に縛られてしまう」点を改善したくなりました。放牧前の早朝の時間、夕方に鶏舎へ入れた後の日暮れまでの時間。飼育者の都合に縛られず、各々ニワトリの意思で自由に鶏舎と放牧場を行き来できないかと考えました。
それを実現したのが2021年「ティピ型遊牧場」と名付け、365日24時間放し飼いで飼育することを可能にした施設です。放し飼いであっても鶏舎内にいる時間が長いことで徐々に「羽食い・尻つつき」と呼ばれる悪癖が起こり、それらを防ぎたい一心で考案しました。
2024年現在、総飼育羽数のうち2/3羽が24時間放牧を実現、残り1/3羽は従来の放し飼い飼育となっています。もちろん従来の放し飼い飼育であっても、日本では数少ない最高の飼育方法であることに違いありません。24時間放牧は更にその一歩先の飼育方法なのです。

生産者のこだわり

廃鶏を出さない養鶏場を目指して。ニワトリの終身雇用制度。

ニワトリの平均寿命は5~7年ほどです。しかし一般的な養鶏では生後1年半~2年でと殺し、次の若鶏と交代されます。
その時にと殺されるニワトリのことを廃鶏といいます。主な理由は年齢と共に産卵率が下がり、生産効率が悪くなるためです。

そんな業界の中、百鶏園では数年前から「鶏の終生飼育」を掲げ、現在進行形で継続・奮闘中です。過去の2回に渡る辛い廃鶏経験を経て、「現役を終えた鶏達も、寿命まで飼い続ける養鶏場にしよう」と決断しました。

食べチョク内でも「二年生卵」として、現役を終えた子達のたまごを販売しております。

生産者のこだわり

非遺伝子組み換え、ポストハーベストフリーの手作り発酵飼料

飼料の60%以上を占めるトウモロコシ・大豆粕には非遺伝子組み換え(NON-G),ポストハーベストフリー(PHF)のものを使用し、地元北杜市のシイタケ農家から仕入れている廃菌床、その他同じく地元産の米ヌカ・モミガラ・腐葉土を用いて飼料全体を発酵させています。
発酵後の飼料はまるで焼きたてのパンのような香ばしい匂いになり、程よい温かさと飼料特有の粉っぽさが減ることで、ニワトリの嗜好性も上がります。また、パプリカなどの着色料を一切使用していないため、卵黄は綺麗な美しいレモンイエロー色となります。

生産者のこだわり

ぴったり段ボールと2重ぷちぷち包装で破卵を防ぐ!

通販で初めてたまごを買う際にまず気になるのが「割れないの?」ということだと思います。通販を行っていく中で梱包については何度も試行錯誤を繰り返してきました。
その結果「たまごパックにピッタリの段ボール」を特注することで輸送中の揺れを防ぎ、更に「たまごパックを前後左右2重にしたプチプチ」で包装し衝撃を吸収する方法が最も破卵が起こりにくいという結論に至りました。
このように梱包には万全を期しておりますが、それでも万が一破卵が起きてしまった場合は新しいものを無償で再送させていただきますので、初めての方も安心してご注文下さいませ。

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