とんぼ農園の投稿一覧

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いつもありがとうございます🙇🏻

皆様に美味しくしていただきましたホウレンソウ
第49弾です😊

長女の高校総体がありバタバタ最高潮で投稿が大変遅くなってしまいました。

高校剣士の絶対勝つという気迫、鍛え上げた技、厳しい稽古に耐え抜いた心と身体、とても熱かったです。

予選トーナメントを勝ち抜いた4校での決勝リーグ。
女子は2校が2勝ずつ挙げ、決着は最終戦へ。両者、取って取られての激闘。お互い一歩も引かない気迫の戦いで、結果引き分け。2勝1分で2校が並んだものの勝者数差で無念の2位。全国行けず。あと一本取れれば…涙

男子は3校が2勝1敗で並び、勝者数も同数という大大激戦でした。最終戦が終わってもどこが優勝したか分からない状況で、会場全体が結果の集計を固唾を飲んで待つ状況でした。
最後は取得本数の差により残酷過ぎる3位でした涙

下向かんでよかぞ!胸張ってよかぞ!
皆んなよう頑張った!!
この悔しさが人生の糧となる!!

同じ会場で戦ってくれた他校の生徒さん達も同じように強い想いを持たれていたと思います。
本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました🙇🏻


テーマが逸れてしまい申し訳ございません。
お料理をご投稿くださった皆様の写真、今回は3枚いきます。
皆様のおかげでここまできました。
ありがとうございます🙇🏻
197~199枚目。
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現場の武志でございます🙇🏻

前回の続きでホウレンソウの成分分析についてお話ししていきます。



昨年2023/12/8(金)に収穫したホウレンソウを検体として提出し、遊離アミノ酸と追加の総アミノ酸(タンパク質)の成分分析の結果がでました。

更に、βカロテンと糖質も分析お願いしておりました。


βカロテン     とんぼ   高級他社
(μg/100g)     5137    4792


※βカロテンはカロテノイドという色素の一種で、橙色の脂溶性色素。
βカロテンは体内でビタミンAに変換して、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持や、がんの予防、免疫力の強化、アンチエイジングなど、健康を保つために重要な働きをする栄養素である。
また、必要な分だけ体内でビタミンAに変化するという特徴があり、ビタミンAの過剰症がでにくいというメリットがある。

とあります。



糖質        とんぼ   高級他社
(g/100g)    
グルコース(ブドウ糖)0.92    0.16
フルクトース(果糖)  0.78    0.11
スクロース(ショ糖)  1.34    0.15

合計         3.04    0.42


収穫後生命維持に使用されるエネルギーの糖質が7.2倍以上ありました。
スクロース(ショ糖)にいたってはざっくりいいますと約10倍!

このたくさんのエネルギーと、高密度のしっかりした細胞が合わさる事で “異常な日持ち笑” に繋がる事を証明できました😊

大量生産のほうれん草とで比較したらもっと差がつくのではないかと思いましたし、
また、今回は暑く栽培期間が短めの秋作から検体を提出しましたので、本命の冬作はまだまだいい結果がでるのは間違いない思います ಠ_ಠ



あと、「GABAいいですね。」
と先生がおっしゃってました。

遊離アミノ酸  とんぼ  高級他社
GABA       7.26   1.63 
総アミノ酸
GABA      10.90   2.80

※GABAは緊張やストレスなどをやわらげ、脳の興奮を鎮める働きがあり、また睡眠の質を高めたり、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されている。

とあります。

GABAを摂って落ち着いた生活を送ります ಠ_ಠ



4回に渡りました分析と考察はこれで終わりです。

また次回、資金が貯まりましたら他の分析をしたいと思います。

ワクワクドキドキ、楽しかったです😊



おわり。
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現場の武志でございます🙇🏻

前回の続きでホウレンソウの成分分析についてお話ししていきます。


昨年2023/12/8(金)に収穫したホウレンソウを検体として提出し、今年2024/3/7(木)に遊離アミノ酸の成分分析の結果がでました😊

その後、総アミノ酸(タンパク質)まで分析の追加をしました。

そして更に約1ヶ月後、追加の成分分析の結果が出ました。



総アミノ酸   とんぼ  高級他社
(mg/100g)

ヒスチジン   43.1   30.6

アスパラギン  ー    ー
セリン     96.0   71.4
アルギニン   104.2   93.1
グルタミン   ー    ー

グリシン    115.6    79.2
アスパラギン酸 238.1   192.3

グルタミン酸  480.4   254.3
スレオニン   91.5    66.1
アラニン    116.6   84.2
GABA      10.9    2.8
プロリン    105.0   68.1
システイン   0.8    0.7
リジン     135.9   93.4
チロシン    64.7    55.5
メチオニン   0.0    0.0
バリン     109.4   83.0

イソロイシン  75.3    59.1
ロイシン    160.8   122.1
フェニルアラニン95.2    79.4
トリプトファン ー     ー

合計      2043.6  1435.4  以上



フェニルアラニンちゃん!ここにおったね🥹
苦味のアミノちゃん達、みんなここにおったね🥹


全ての項目で上回る事ができました😮‍💨
比較した高級ほうれん草も強かったです。

苦味を感じる遊離アミノ酸が結合し、タンパク質となって苦味を感じないようになっておりました。

前回、予想しておりました通りになって安心しました。

分析してくださった先生も
「こんな事あるんですね。凄いですね。」
とおっしゃってました。


こんな都合の良い事があっていいのでしょうか。
いやー、本当に不思議です。



つづく。
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現場の武志でございます🙇🏻
前回の続きでホウレンソウの成分分析についてお話ししていきます。

佐賀県工業技術センターで、とんぼ農園のホウレンソウと同価格の市販の高級ホウレンソウ(比較対照)の2点のアミノ酸及びタンパク質について調べてもらいました。

秋作⑦ハウス、
2023/10/1(日)播種、
2023/11/27(月)収穫開始、
2023/12/8(金)収穫終了、
品種徳兵衛(タキイ)。
※この秋は残暑が長く、かなり早めの収穫になりました。本来ならばあと2週間時間をかけて味をのせるところです。

昨年2023/12/8(金)に収穫したホウレンソウを検体として提出し、今年2024/3/7(木)に遊離アミノ酸の成分分析の結果がでました😊


遊離アミノ酸  とんぼ  高級他社
(mg/100g)
ヒスチジン   0.99   2.90
アスパラギン  5.23   15.05    
セリン     3.50   7.04   
アルギニン   4.47   9.61     
グルタミン   110.68  39.74
グリシン    0.54   0.31    
アスパラギン酸 12.06   11.62    
グルタミン酸  18.66   13.66      
スレオニン   1.07    4.13   
アラニン    2.75   3.87
GABA      7.26   1.63  
プロリン    9.84   3.51  
システイン   不検出  不検出     
リジン     0.24   2.69  
チロシン    検出不可 検出不可     
メチオニン   0.56   0.57   
バリン     2.14   7.28
イソロイシン  1.20   6.10    
ロイシン    2.01   7.69   
フェニルアラニン0.43   7.50      
トリプトファン 0.32   3.60   以上


…?

なんだか微妙…。

結構、自信あったんですが…。

まあ、比較が高級ほうれん草だったので、相手も強かったという事でしょうか涙

調べていただいた先生に一つ一つ説明していただきました。
説明の最後に先生が「不思議なんです。」
とおっしゃいました。
同じ野菜の比較で多少のばらつきがあるものの、ここまで極端に数字が違う事はあまりないと。
確かに、フェニルアラニンなんてざっくり20分の1しかない。
どこいった??

実際、先生にも試食していただいて、「凄く美味しかったです」と太鼓判もらったのに…。

遊離アミノ酸には甘味、旨味と苦味を感じさせるものがあるので、上記の表に付け加えると、
遊離アミノ酸  とんぼ  高級他社
(mg/100g)
苦 ヒスチジン   0.99   2.90
甘 アスパラギン  5.23   15.05    
甘 セリン     3.50   7.04   
苦 アルギニン   4.47   9.61     
甘 グルタミン   110.68  39.74
甘 グリシン    0.54   0.31    
旨 アスパラギン酸 12.06   11.62    
旨 グルタミン酸  18.66  13.66      
甘 スレオニン   1.07    4.13   
甘 アラニン    2.75   3.87
  GABA     7.26   1.63   
甘 プロリン    9.84   3.51  
苦 システイン   不検出  不検出     
苦 リジン     0.24   2.69  
苦 チロシン    検出不可 検出不可
苦 メチオニン   0.56   0.57   
苦 バリン     2.14   7.28
苦 イソロイシン  1.20   6.10    
苦 ロイシン    2.01   7.69   
苦 フェニルアラニン0.43   7.50      
苦 トリプトファン 0.32   3.60   以上


苦味を感じる遊離アミノ酸が全てにおいて少ない。

先生はこの点が一番不思議だとおっしゃってました。

でも、苦いとはいえ身体には必要な成分ですので、少ないのは困る。でも多いと苦くなる。


!!


もしかして、タンパク質まで変化している??

タンパク質はアミノ酸の結合体であり、それ自体は味は感じません。

苦味のアミノ酸が無味のタンパク質まで変化し、苦味を感じない状態になってる??


先生「タンパク質まで調べますか?」

現場「お願いします。」

つづく。
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この投稿をした生産者

佐賀県 神埼市脊振町

とんぼ農園