

和歌山県 田辺市
不動農園(不動のうめ)
土づくりから見直し、栽培・収穫そして、漬け込み、天日干し、味付けと一貫した作業をおこなっております。
南紀の太陽をたっぷりと浴びた梅の中でも完熟して落ちてきたものだけを、ていねいに、丹精込めて漬け込んだ梅干をご賞味ください。
当農園のございます和歌山県田辺市上芳養地区は、市街地から山間部につながる山深い土地柄ですので、漬け込みの際の水や天日干しも豊かで清らかな自然の中で行われております。そのため、健康食品としての価値も一層高いものになっております。
一粒一粒丹精込めて作り上げた当園の梅干しの深い味わいを心ゆくまでお楽しみ戴きたい。それが不動農園の真心です。
生産者のこだわり

木熟させ自然に落下した完熟南高梅のみを使用しております
一年でいちばん待ちわびた収穫のシーズン。太陽の光をたっぷり浴びた青梅は樹の上でゆっくり熟し、やがて黄色味を帯びた梅となります。そうして6月中旬ごろ、この梅が自然に落下しはじめます。キズや害虫から梅を守る収穫ネットを敷き、この上に落ちた梅を一つひとつ丁寧に手作業で収穫します。収穫した梅をサイズごとに選別、良質の塩を使用し、タンクにて約一ヶ月間漬け込みます。

三日三晩の天日干し、すべて手作業で古来の作業方法を守り続けております
梅雨が明けるころ、ようやく天日干しへ。漬け込まれた梅をセイロに並べてじっくり天日干しをします。この時、梅同士が引っ付かないよう一粒一粒丁寧に並べていきます。そしてまんべんなく太陽の光を浴びるように“表面が乾いたら裏返す”という作業を3~5日間、ひたすら繰り返すだけ…。これは昔から行われてきた作業方法で、この地道な作業があってこそ、おいしい梅干ができるのです。

出荷までの作業はすべて手作業で、厳しい選別をくぐり抜けた梅干のみをお届けします
いくつもの工程を経て、ようやくでき上がった梅干。一粒残らず愛情を注いで仕上げているものの、少しでもキズがあれば商品にはなりません。最終工程は清潔な作業室の中、出来上がった梅干を一粒一粒選別、厳しいチェックの目をくぐりぬけた梅干だけを丁寧に詰めていきます。「不動のうめ」の梅干は、果肉が柔らかいため潰れやすく機械化にあまり適しません。そのためほとんどが人の手による“手作業”となります。その様子は、まるで生まれ立ての我が子に触れるよう。そっと、やさしく、慎重に…お客さまのもとへ送り出す準備を整えていきます。

「不動のうめ」の梅干は最高品質の選別基準A級 (特選マーク認定)の梅干を使用しております。(おうち梅干・つぶれ梅干を除く)
特選マークは、紀州 田辺市とみなべ町の梅干協同組合で組織する「紀州梅の会」が認定した、本場の梅干の証です。 紀州 田辺市・みなべ町・印南町・西牟婁郡で育種・生産されたA級(Aランク)の梅干を100%使用し、両梅干協同組合に加盟する企業が製造した、純粋の“紀州梅”だけにこのマークがついています。