

長野県 下高井郡山ノ内町
佐伯農園
長野県山ノ内町でりんごの栽培をしています、佐伯農園の佐伯幸彦です。富山から長野に移住し2018年の春から新規就農しました。りんごと加工品(りんごチップス)の販売を行っています。
生産者のこだわり
就農のきっかけ
就農前は造園業や林業などの仕事などをし冬はひたすらスノーボードをするという生活をしていました。将来どんな生活をしていきたいかを本気で考えたときに、雇われるのではなく自分で仕事がしたいと思うようになりました。私は木に関わる仕事が心地よく果樹農業を目指すようになりました。その後、富山県から長野県に移住し、2年間の研修を経て2018年から新規就農しました。

果樹園がある場所
長野県山ノ内町は有名なりんごの産地です。
美味しいりんごを作る上で大切な条件でもある、標高や寒暖差、晴天率、日差しの向き、畑の地力などがそろった環境です。
りんご同様、園地も大切にしています。園地は出来るだけきれいに草刈りをしています。園地をきれいに使うことで、私の気分が良くなる事もそうですが、地主さまと園地に敬意を払うためにも園地を整えた状態を保つようにしています。

りんごそのままの味
山ノ内町で就農することに決めたのは、りんごの栽培に適した土地だということが大きな理由です。
山ノ内町のりんごの美味しさには自信を持っています。また、地力があるので肥料は使っていないこともこだわりです。
りんごは同じ品種では交配できないので人工受粉をするのですが、私の畑は多品種が混在している地域なので「受粉はマメコバチ(ツツハナバチ)」にも活躍してもらっています。また、土の中の微生物を大切にしていれば「りんごは自然に美味しくなってくれます。」
自慢の品でもあるりんごの加工品「りんごチップス」。りんごそのままの味をたのしんでもらえるよう何も加えず、丁寧に作ることにこだわっています。
形や色などの見た目にこだわるよりも「りんごを余すところなく使いたい」。その想いを大切にしています。
一つ一つ手作業で丁寧にスライスし、乾燥機でじっくり乾燥しています。不揃いではありますが、たくさん食べていただけるように袋いっぱいに詰めています。ぜひ御賞味ください!

お客様とのつながりを大切に
普段お客様と直接お会いする機会が少ない私たち(りんご作りは園主が担当、加工品作りは妻が担当しています)ですが、佐伯農園のりんごを身近に感じていただければ幸いです。
私たちの想いをパッケージデザインに乗せ表現しました。親しみをもっていただけるような愛らしいりんごのデザインは佐伯農園の「園主の髭のある笑顔」をモチーフにしています。
パッケージを手に取っていただいた皆さまに、りんご畑の風景やりんごを育てている様子を想像したり思い出したりしていただけたら嬉しいです。
私たちのりんごを誰が食べてくれているだのだろうか、誰がどこでどんな想いで作っているんだろうか。そんなことがお互いに分かることで食べることや作ることの楽しさが増すような気がしています。
お客様とのつながりを大切にしながらこれからもりんご作りをしていきたいです。