ファーム*ジャグロンズ 益荒男農園

三重県 津市

ファーム*ジャグロンズ 益荒男農園

Takahiro Fujiwara (藤原隆広)

創業:2008年04月
食べチョク登録:2024年01月

◆こんにちは、皆さん、ジャグロンズの藤原隆広です。私は、農林水産省の野菜の研究所で12年間にわたり、野菜の栽培技術開発研究に取り組んできました。そして、その研究成果を実際の農業生産現場で実践したくなり脱サラ就農し起業しました。そして今16年目になります。◆起業後は研究所での12年間の取り組みの中で特に力を入れてきた「セル成型苗生産技術」と独自に開発した電動型半自動多条移植機「センジュキャノン」の活用を軸とした「ジャグロンズ農法」を提唱し、自ら実践してきました。◆そして、日本の標高と緯度の違いを活かした農業の実践を掲げ、現在は、三重県津市(ファーム*ジャグロンズ益荒男農園)と秋田県美郷町(ファーム*ジャグロンズ兎農園)の約1000km離れた2つの農園を適期適作の観点から渡り歩く農業、すなわち「渡り鳥農業」を実践しています。◆秋・冬・春は三重県津市で主に「益荒男ほうれん草」、夏は秋田県美郷町でえだまめ「月兎豆(げっとまめ)」の生産販売に取り組んでいます。◆特に、益荒男ほうれん草は、決してパーフェクトなほうれん草ではありませんが、創業当初から現在まで東京の伊勢丹新宿店で取り扱って頂いていること。地元三重県のみならず、東京、名古屋、大阪の著名なプロの料理人の皆さんに実際に利用して評価いただいていることが、今現在の私の新しいモノづくりへの活力になっています。皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

「アヴァンギャルド農業の実践」美味しくって、びっくりするような野菜づくりに人生をかけています。

◆「大きくなったから収穫するのではなく、美味しくなってから収穫する」これが創業当初からの合言葉です。これは、創業してすぐに取材していただいたテレビ東京の熱心なプロデューサーさんが一言でまとめてくださった名言です。
◆外見よりも味にこだわったジャグロンズの「益荒男ほうれん草」シリーズでは、美味しくって生でも食べられるけれど葉っぱが黄色い「ゴールデンタイプ」から始まり、これまでに世の中になかった星形のほうれん草「5★ファイブ・スター タイプ」などが誕生しました。
◆前衛的すぎるこれらのほうれん草はいずれも、直売以外、生産地での地場販売では、従来のものと違うということだけでほとんど流通しませんでした。
◆しかし、逆境にめげずに品質成分のデータを計測し、私のほうれん草の品質の「エビデンス」を示すことで、私のほうれん草に関心を示してくださる方との出会いがありました。それが、伊勢丹新宿本店のバイヤーの村山慎一さんでした。そして、ジャグロンズの藤原隆広の作品が、初めて「益荒男ほうれん草」という名称で販売されたのが伊勢丹新宿店の地下1階の「お売り場」でした。
◆その数年後には、レストラン「カハラ」の森義文さんのお気に入りのほうれん草として「益荒男ほうれん草」が初めて大阪で認めていただきました。
◆これからも、ジャグロンズ藤原隆広は、これまでに世の中にないものを作り出す前衛農業すなわちアヴァンギャルド農業に人生を捧げます。

生産者のこだわり

「科学的農業の実践」。だから、、、敢えてちょっとだけ、「化学肥料」と「農薬」を使います。ほんのちょっとだけよ~。

◆世の中、「農薬や化学肥料漬けの農産物」か「無農薬栽培・有機栽培農産物」この2極化は必然的だとは思いますが、果たして本当にあるべき理想の農業の姿だと思いますか?
◆私は、この2つの間にある中庸なる理想の農産物があると考えます。それが、「科学的農業によって生産した農産物」。ジャグロンズ農法によってそのあるべき姿を追求します。
◆私は農薬や化学肥料は全否定しません。いい薬や高い薬はあえてちょっとだけ使うことがあります。有機農業はカッコいいと思うし憧れますが、それは農業のスタイルの一つであって本質ではないと考えます。私は、敢えてちょっとだけ使うことで有機農産物よりもおいしくって体に良い野菜の生産に挑戦してます。
◆ジャグロンズ農法を構成する考えの一つが「プレシジョン・ファーミング」。日本語では精密農法といいます。具体的には、「面」で散布していた農薬や肥料を、「線」、または、「点」で施用することで、畑への施用量を飛躍的に減らすことができます。
◆普通の露地野菜施肥利用効率が3割程度だということをご存じですか?実は、畑に撒いた肥料の7割が、野菜の根から吸収されずに畑に残ったり地下に浸透して地下水汚染を引き起こしているのです。有機肥料だろうが化学肥料だろうがやりすぎは一緒です。バツです。
◆必要なところに必要な分よりちょっとだけ少なめに与える。これを実践することで、慣行の標準施肥量の3~4割程度でりっばな美味しい野菜が作れることを証明してきました。

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