

岩手県 遠野市綾織町上綾織
風土農園
伊勢崎克彦
「自然と仲良しな暮らし」を目指している風土農園です。
岩手県遠野市で無農薬、無化学肥料、無肥料の自然栽培という農法で
ササニシキの親にあたる「ササシグレ」と言うお米や大豆を育てています。
自然栽培でのお米作りも今年で18年目となりました。
食べチョクでの発送、ご連絡等は妻の私、まゆみがしております。
夫、克彦は農業と並行して、
冬は山に入り木を切り出し、豊かな水を田畑に運んでくれる、
命の源である山を良くする活動も行っています。
春までは昨年収穫したお米から生まれた加工品。
玄米餅や手作り納豆キット、生麹などを出品しています。
登録したばかりではありますが、
農産物と一緒に私たちの暮らし、季節も一緒に楽しんでいただけるような、
お届けができたらいいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします!
生産者のこだわり

16代続く農家。農薬や化学肥料、有機肥料も使わず16年間、 自然の力だけで育てています。
私たちの住んでいる場所は、
岩手の遠野市にある綾織と言う里山にあります。
山から流れる水は、北上川を通りやがて宮城県の
石巻の海へと流れます。
上流に住む私達が農薬や化学肥料を使ってしまうと、
生物が吸収仕切れなかった化学物質を川に注ぎ込んでしまい、
同じ水系の下流全ての生活に影響が出てしまいます。
水が、エネルギーが、生き物が、あらゆる物質が関係し、
横のつながりが生まれている里山の暮らし大切にしたい。
そんな思いを込めて
風土農園のお米、大豆、野菜は
農薬や化学肥料、有機肥料を使用しない「自然栽培」。
土と水と太陽と風。自然循環を大切にし、生態系を活かした土本来の力が発揮できるように育てています。

子供達の足音と笑い声の聞こえる田んぼ。
私が小さい頃の稲刈りは、
コンバインでの刈り取りではなく、
まだ刈った稲を干す「はせ掛け(天日干し)」が主流で、
家族、親戚総出の作業でした。
田んぼのあちこちに子供達が走り回り、
畦にござを敷き、家族みんなでお昼ご飯やこびる(おやつ)を食べている。
稲刈りが終わらない田んぼには終わった人達が手伝う
「結いっこ」の姿などの風景があたり前にあり
田んぼは人でいっぱいでした。
今は田植えの時から稲刈りまで、人の手でなく、
機械で出来てしまい、
家族や子ども達の笑い声、
畦で家族がご飯を食べる風景を
ほとんど見る事がありません。
春、まだ凍えるような寒い気温の中、
お米の種を蒔きが始まり、初夏に田植え。
クラクラするほど暑い夏には何往復も雑草取りをして、
秋、稲刈り、脱穀を終えて、藁を家の蔵に暗くなるまで運ぶ。
家族で汗かいて、笑って、子供達は泥だらけになって田畑で遊んで。
風土農園の田畑は機械の音よりも、いつも家族の声と足音で賑やかな田んぼです。
そしてそんな農家さんがもっともっと増えてくれたらいいなと思っています。

自給する暮らしを楽しんでいます。
この冬、我が家の山で伐った木を製材して板にし、
ただいま加工場を新たに作っています。
材料から自分たちで作る。
食べ物も暮らしも自然に優しく自給できる暮らしを
大切に楽しんでいます。
詳細情報
メディア実績
◯2021年1/20発売の雑誌「FIGARO japan」にて手作り藁づと納豆キットが掲載されました。
◯岩手のZINE「地から」vol.3 我が家の納豆作り、暮らしを掲載いただきました。
◯TBSテレビ「王様のブランチ」 手作り藁づと納豆キットを紹介いただきました。