越冬シーズン
2022/12/07
皆さん、こんにちは!
こちらのブログには、久しぶりの投稿になってしまいました。

私どもが暮らしている有数の豪雪地帯、新潟県十日町市もいよいよ越冬シーズンに突入しました。
もちろんまだ12月上旬。初雪は降りましたが、すぐに溶けましたので豪雪といわれる状況ではないです。

日本で販売されている鶏卵は、ご存知のように窓のない巨大な鶏舎で蜜飼いの中、生産する卵が主流なんでしょう。そうでなく鶏をのびのび自由にさせるといわれている平飼いや放し飼いなら安心できる。と思われる方が多いですよね。
私どもは基本的にチキントラクターという移動式の鶏舎で、鶏たちはシーズン中24時間、ずっと山の中や畑、もちろん農薬などの害がない草地で過ごします。毎日、新鮮なサラダを食べてミミズなど虫から動物性たんぱく質をとります。

私たちの仕事の一番は「自然観察」なのかなぁと思っています。
例えば、今年はヘビが少なかったんです。ヘビなんて少ない方がいいでしょうし、言葉で読むとおかしいかもしれませんが、これまで感じてきた「自然」に異変があると思いながら夏を過ごしていたんです。
もちろん鶏がヘビからタンパク質を摂ることもありますし、それが自然なことで、鶏ごときと思ってると彼らの秩序を見ると、その「自然」を守るしかないんですよね。
もし山や草地の土壌にミミズがいなくなったら。もちろんミミズだけではないですが、近隣の農薬や除草剤の影響をどの程度、受けることになるかなど、いろいろしっかり観察してないと見逃すこともあると思っています。

そして、さらに豪雪、、、。
当地の雪は、とにかく重く何でも破壊してしまうイメージです。
もちろんチキントラクターもそんな場所に置いておくわけにもいきませんし、豪雪で何メートルもの雪に埋もれるのでそこに踏み込むこともできなくなりますので、鶏たちは越冬スタイルの仕様ということになります。

具体的にいうと屋根の下で「平飼い」となるわけですが、自然の中を場所を変えて過ごしてきた鶏たちですから、やっぱりストレスは大きいのがわかります。

そこでサップグリーン農場の農場主がどんな対処をしてるのか、どんなふうに接しているのか。YouTubeひよこやチャンネルもぜひチェックしていただきたいと思います。

今シーズンは先月から卵の生産としては烏骨鶏がメインとなっていますが、同じ部屋に温厚ででっかい姉妹も同居していますので、今日は白い子と茶色の子の姉妹をご紹介いたします。
こんなに大きいのにまだ生まれて半年。小さい烏骨鶏の方がお姉さんなんですよ。

そして、さらに別格のでっかいのが同居しております。
ひよこやチャンネルをぜひ、チェックしてくださいね。^ ^

この投稿をした生産者

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