

長野県 東筑摩郡麻績村
アリとキリギリス農園
久保田政宏
食べチョクAWARD受賞歴
受賞件数:1件
-
米・穀類
アリとキリギリス農園を営む久保田政宏と申します。
長野県麻績村の中山間地にて養鶏を営んでおります。
居住地域は少子高齢化により人口の減少と農地の荒廃が進んでいます。
昔ながらの笑顔と活気あふれる田園風景を次世代に受け継いでいきたい思いから年々遊休水田を復活させ耕作面積を増やしながら養鶏に励んでいます。
地域を守る想いで頑張っていますのでよろしくお願いいたします。
養鶏に関しては平飼い・放し飼いで自家栽培野菜と穀物また季節の山菜を中心とした発酵飼料を与え安全飼育・安全な鶏卵販売へのこだわりをもち長野県松本家畜衛生保健所、長野県松本保健所、長野県農政課、長野県松本農業農村支援センターよりご指導をいただき安全安心飼育、鶏卵の販売に取り組んでいます。
生産者のこだわり

自家栽培野菜と穀物及び季節の山菜を中心とする飼料にて平飼い・放し飼い
アリとキリギリス農園は稲作によるお米販売から開始し現在は鶏卵用養鶏を営み五種類の鶏を飼育しています。
飼料へのこだわりは購入飼料を与えない自家栽培飼料(野菜・米・豆他)を鶏糞を主とした肥料を用いて循環型農業で栽培し発酵飼料として与えています。
雪が1m近く積もる中で雪の下から白菜や野沢菜他を掘り出す作業がとても辛いですが鶏さんの喜ぶ姿をみて辛さは吹き飛びます。
雪が無い季節は鶏を鶏舎外で放し飼いしています。

豊富な山菜を飼料として与えています。
アリとキリギリス農園のある麻績村は四方を山に囲まれ春はフキ、タラの芽、わらび、ぜんまい、コシアブラ、竹の子、秋は松茸をはじめとするキノコが豊富にあるため自然の食材を飼料として与えています。特に松茸は大好物です。
信州産純粋はちみつを飼料に配合しています。はちみつは蕎麦の花の蜜を与えています。なぜ蕎麦かと言うと鉄分が豊富で美容と健康に良いと女性から人気が高いためです。卵を産む鶏はみんな女の子なので美容と健康には気を使います。

黄身、白身へのこだわり
黄身の色は濃くもなく薄くも無くを理想として飼料を与えています。色素の主たる野菜は自家栽培の赤唐辛子を乾燥させ砕いて発酵飼料に配合しています。
白身はプリプリで黄身からの分離が大変です。夏は40℃前後冬は-20℃前後となるため与える水分量も気候により毎日違います。
黄身も破けづらく白もぷりぷりです。
但し、雄鶏も同時飼育しているので有精卵の場合は黄身がデリケートになってしまいます。

卵へのこだわり
卵の味については甘みがあり味付けが不要な卵と個人的には感じています。自家栽培や自然の飼料を中心としているので甘みが出ると思われます。
また、お客様から頂いたご意見の中でどんな些細なことでも納得いかないことがあれは卵の販売を中止してでも徹底的に解明し販売を再開しています。
安心安全への取り組みについては自家栽培飼料を用い保健所と密に連絡を取り合っています。
また、お客様よりアリとキリギリス農園の卵を食べるようになり血圧が下がった!喘息が治った!卵アレルギーにならない!悪玉コレステロールの値が正常になった!他の嬉しい声が聞こえてきます。これについてもお客様の健康に関することなので家畜保健衛生所に連絡して調査してもらいましたが原因は不明でした。
詳細情報
経歴・沿革
2020年1月1日付けでアリとキリギリス農園を個人事業主として登録
2020年 天日干し米あきたこまち販売開始
2021年9月 養鶏をアローカナ50羽から開始
2022年3月 初の鶏卵販売開始
2023年現在 岡崎アローカナ、岡崎おうはん、名古屋コーチン、アローカナクロス、ホシノブラックワン、烏骨鶏 5鶏種の鶏飼育
メディア実績
毎年数回、ミスターパートナーの冊子に掲載
2021年秋にプロレスラーの藤波辰巳さんがBSタイムスの取材で農園を訪れました。