熊本県 宇城市
CitraNote
食べチョク登録:2020年06月
宇城市三角町で柑橘をつくっています。農薬を使わない、植物性と魚系の有機質肥料を使っています。2015年に農業をはじめ、2018年から移住して現在に至ります。農薬を使わないのはあまり化学薬品に強くない体質というのもありますが、食味はそこに住む虫や菌によってつくられるんじゃないかと思っています。近年研究も進み、エンドファイト等、植物生理も微生物とのつながりがあることが分かってきました。柑橘を取り巻く環境が作ってくれた食味です。ぜひ食べてみてください。
生産者のこだわり
根系の手入れをしっかりと
根の周りには多くの雑草だけではなくツル性の雑草は樹を伝って葉の上を覆ってしまったり、樹から養分を奪ってしまうなど、デメリットが多いので、できる限り見回りをして取り除いています。春から夏は草の伸びも大変早く、気が付いたら草で覆われていた、なんて事も。コツコツと作業しています。
有機質肥料でも動物系は魚だけ
動物性の畜フンで作られたたい肥も良いと思うのですが、植物が腐熟したたい肥は土壌の栄養を蓄える力があり、魚系はりん酸を多く含むので、果実のエネルギーの貯蓄量を増やすことができるので、そこに着目した肥料を使っています。ただし、あまり多く入れすぎると虫も多く集まってしまい、木が傷む可能性があるので少なめに入れています。