

埼玉県 越谷市
ひよせ
ひよせは、知的障害、精神障害の方たちが無農薬、無化学肥料でお野菜を生産しています。
お野菜栽培を通じて、学びを経て卒業していきます。
障害事業所では通常、機械類の操作は職員がしますが、ひよせではこれらもお任せしています。
機械類の操作をはじめ、あらゆる作業に責任を持ってもらうよう一定程度お任せしています。
責任を持って取り組むことで、自信につながります。
このようにして成長して、農業経営体へ就職する方もいますし、その他には卒業後に小農経営もお勧めしています。
毎月のお野菜の売り上げで利用者工賃(通所者のお給料)が増減します。
公式ホームページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/hiyose
ブログ
https://ameblo.jp/hiyosefarm
ひよせの栽培の特徴
*農薬、化学肥料不使用で栽培
*乳酸菌でいきいき栽培
*太陽熱消毒で抑草
*雨水を利用して散水
*在来種、地場品種を採用
*マルチで抑草、保温
*野菜クズで発酵液肥製造
*種の神様「野口種苗」の種を使用
*米ぬかでぼかし肥製造
*自家採種をしています
*自家製堆肥を製造
*動物たちと仲良し
*みんなの心の結集
生産者のこだわり

みんなの心の結集
ひよせのお野菜は知的障害、精神障害の方たちが作っています。
土を触り元気に育って行く野菜を見て癒されます。
ロープワークの練習をして、習得できると自信になります。できるようになると次は、後輩に教えます。
障害があっても難しい作業に挑戦します。障害者だからできないとか、こんなもんだと妥協しません。やっていけばできるようになります。
みんな能力の向上に積極的です。
マルチ張りなんかはもうお手のものです。
機械の操作も任せてもらえます。
耕運機の扱いは朝飯前です。
自分たちが育てた立派なお野菜をお客様にお届けすると、働く喜びを感じます。
こうして就労経験のなかった方も自信と希望を持って、巣立っていきます。
ひよせのお野菜はみんなの努力と心の結集でできているのです。

生き物いっぱいの畑で栽培
ひよせの農場には生き物がいっぱいです。
かわいらしい蛙がたくさんいて、蛙はお野菜を食べてしまう虫を食べてくれます。
蛙を狙って蛇や白鷺も来ます。そして水路にはどじょうやお魚が泳いでいます。
時には鷹が上空を旋回しています。
夜にはたぬきが徘徊しています。
カラスや雉が来て茄子やトマトを食べてしまいますが、「どうぞどうぞ、召し上がってください。」追い払ったりはしません。
動物はお友達です。
ひよせのお野菜は豊かな自然の力で育てられています。

乳酸菌で豊かな土壌を作っています
自家製の乳酸菌発酵エキスを作り、畑にまきます。
そうすることにより土壌の微生物を豊かにします。
乳酸菌発酵エキスは、発酵を始めさせるとまるで炭酸飲料のようにものすごい勢いでシュワシュワし始めます。これが発酵の力なのです。
発酵の力で微生物豊かな土壌が育ちます。豊かな土壌は心も豊かにします。

ひよせの想い
耕作面積を増やしてこの地域の遊休農地解消に貢献します。それにより農薬不使用のお野菜の生産量を増やして、市民の皆さんの健康に役立ててもらいたい。農薬不使用の畑は生き物豊かな環境をつくります。障害者が農作業を学ぶことで、人手不足と言われる農業界に優秀な人材を供給したい。農作業を学べば障害者も働き口が拡がります。
農業界にも消費者にも地域社会にも障害者自身にも良い、四方良しの野良仕事をひよせはしていきたいと思っています。
詳細情報
メディア実績
2023年6月9日テレビ朝日スーパーJ チャンネル