

茨城県 土浦市高岡
久松農園
筑波山と霞ヶ浦に挟まれた、茨城県南部の土浦市(旧新治村)で、1999年より有機農業を営んでいます。
この地では、四季を通じて野菜を露地(屋外)で栽培することが出来ます。
夏には夏の暑さ,冬には冬の寒さが大切です。だから私たちは,旬を外れた野菜は一切つくりません。
季節の風に鍛えられる,力強い野菜を年間100種類以上栽培し、お客様に直接お届けしています。
生産者のこだわり

おいしい野菜で,喜んでもらう
「おいしい野菜で,喜んでもらう」
これが私達のシンプルな目標です。
人参を抜いた瞬間に湧き上がる甘い香りと土の匂い
霜に当たった真冬のほうれん草の深い旨み
20年つくりつづけても,採れたての旬の野菜には深い感動を覚えます。
この感動をほとんどの人が味わったことがない事実に愕然とするのです。
手の込んだ技術に頼らずとも、当たり前の時期に当たり前に育つ野菜を採りたてで食べれば、とても美味しいものです。農園のメンバーとその家族は,一年中農園から採れる野菜だけを食べて暮らしています。
食べたものが,人の体と心をつくります。私達が理想とするのは、口先だけのおいしさではなく、食べた人の体になり心になる、滋味のある野菜。
派手なご馳走よりも、日々の食卓をしっかり支える、飽きの来ない味。
「お、この小松菜、味が濃いね」 私たちのつくる野菜でそんな会話が弾んだら、とても嬉しく思います。

20年の想い
季節ごとのおいしい野菜を育て,食べてくれる人に直接届ける。
そんな素朴な農業にあこがれてこの道に入って,もう20年が経ちました。
ようやく,自分がつくりたい野菜を継続的につくれるだけの技術と経営が形になってきました。
一方で時代は移り変わり,農業の現場でも効率化が強く求められるようになりました。人口が減少し,消費者のライフスタイルが変容し,野菜の栽培に求められるレベルは年々上がっています。
それでも,旬の野菜を畑で味わう感動は全く薄れることはありません。
私たちが日々畑で感じる充実感を,たくさんの人に共有したいと心から思っています。