もう5月ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

ご家族で自宅で連休を過ごす方が多いと思います。
暮らしの安全に関心が集まっている今、食の安全について考えてみるのも一つかもしれません。なぜならば、食の安全は暮らしの安全でもあるからです。

少し古い映画ですが、食の安全を考える参考になるドキュメンタリー映画が多数あります。U-Next、Amazonプライムなどで視聴できるかと思います。
『モンサントの不自然な食べもの』2008年フランス
『フード・インク』（原題: Food, Inc.）2008年アメリカ
『ありあまるごちそう』2005年オーストリア（日本公開 2011年）
他

日本では、2018年に種子法が廃止されました。今年は、コロナ関連に隠れて種苗法の改正へ向かう動きがあります。
この改正は、自家採種・増殖を一律禁止にするものです。
将来的には、自家採種での家庭菜園も違法になりかねない改正法です。

このような法案が通ってしまうと、どうなるのか。
みなさまにも一度、共に考えていただきたいと思いました。

昨年の夏にはゲノム編集作物が解禁され、既にスーパーなどに並んでいます。
しかし、EU等はゲノム編集を従来通りの遺伝子組み換えと同様に規制されています。
また、欧米では発癌性が高いとされ規制されている除草剤。南米などでは被害が出ており、アメリカでは近年裁判が行われ、製造販売元が裁判に負けました。日本ではどうでしょう。堂々と除草剤のテレビコマーシャルが流れています。

さらに、食ではありませんが、衣類用洗剤・柔軟剤などによる「香害」で化学物質過敏症を発症して苦しむ人が増えているようです。「空気の安全」も脅かされています。
香料は、有機溶剤で芳香します。残香性が高いものは、マイクロカプセルという小さいプラスチックの中に香料が入っています。そのカプセルが壊れることで中に入っている香料と有機溶剤が混ざったものが揮発します。壊れたカプセルの大きさは、PM2.5より小さいです。有機溶剤とマイクロカプセルを毎日吸い込んでいくとどうなるのでしょう。一考してみてはいかがでしょうか。

安全な暮らしには、健康な体が土台にあります。
健康な身体は、安全な食品で作るものです。
その安全な食品、食の安全が脅かされています。

みなさまにも考えていただきたいと思い、この投稿をしています。

おおた農場IT担当より