前田龍珠園

山梨県 甲州市勝沼町

前田龍珠園

原田 旬

食べチョク登録:2020年03月

自家農園は、山梨県勝沼町にある800㎡程度の小さな農園です。日本ワインの歴史は、土屋龍憲氏と高野正誠氏、二人の青年が明治10年にフランスに渡り醸造法を勉強し、勝沼に戻りワインを醸造したことから始まります。私どものこの農園は、土屋龍憲氏のご子息から祖父が譲り受けた、歴史のある農園です。

この農園を2012年突然引継ぐことになりました。今まで手伝いをしてきたとは言え、五里霧中とはこのことだと頭を抱えました。そんな時学生の息子が、「せっかく長生きしている木だから守っていきたい。」と、多くの学生を巻き込んだ葡萄作りが始まりました。 そして葡萄作りの名人の叔父とワイナリーの方々の指導を受けながら、2014年に私ども夫婦がそのバトンを受け継ぎ、いよいよ自家栽培葡萄のワインを造ることとなりました。そして今では多くの仲間と共に、笑顔いっぱいの農園で、葡萄作りに励んでいます。


ワインはお酒です。20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

樹齢60年を越える古樹の甲州ワイン

一面に広がる甲州種の葡萄は樹齢60年を越える古木が中心です。日本ではこのような古樹のワインは大変貴重でまずお目に掛かることができません。

ヨーロッパでは古樹のワインは大変注目されていますが、それは古樹の根がなんと地下20mから30mに達しており、たくさんのミネラルを吸い上げて、深みのあるワインができ上がるためです。収穫できる量は限られますが、他にはない染み渡る味わいをお楽しみいただけます。

生産者のこだわり

単一農園のモノポールワイン

葡萄は、 同じ品種でも畑によって土が違い自然環境が違いその味わいが違います。大量生産のワインは、様々な畑の葡萄を合わせて一緒に醸造しますから、味も混ざってしまいます。

私どもは、土作りや葡萄の選別等にこだわった単一自家農園葡萄だけを厳選してワインを造っています。 このような単一農園のワインはモノポールワインと呼ばれ、最上級のワインとされています。その為1本ずつ手書きでナンバーを付けています。

生産者のこだわり

一粒一粒厳選して剪定選果

葡萄はできるだけ樹で完熟させ、甘みと酸味のバランスを確認してから手摘みで収穫します。また納得のいくワイン造りに適さない過熟した粒や傷ついた粒、枯れた果梗等をじっくりと丁寧に取り除きます。多くの仲間の手を借りて行なう、 本当に良い葡萄だけを選び抜く作業は、 たいへん手間のかかる工程ですが、上質な飲み心地を実現させるための重要な作業です。
また、素晴らしい飲み心地を実現するために搾汁率を厳しく管理しています。葡萄は水分の多いフルーツの為90%程度絞れますが、私たちはフリーラン(自重)で搾れる60%からもうワンプッシュだけして、67%~70%程度にとどめています。これにより雑味のない口当たりに仕上がります。

生産者のこだわり

こだわりの土作り

除草剤や化学肥料を一切を使わず、有機肥料もほとんど与えていません。葡萄は本当に必要な栄養分を自力で吸い取っています。

切った蔓をチップ状にして土に戻したり、屑葡萄や葡萄の搾りかすを無駄にすることなく、それらを1年寝かせ畑に戻して循環型の土作りに取り組んでいます。葡萄本来の味わいを存分に引き出す自然農法を実践しています。

詳細情報

メディア実績

2021年5月 テレビ東京 WBSのニュースで前田龍珠園を取り上げていただきました。

2020年12月 文化放送 ゴールデンタイム 大竹まことが私の人生セカンドチャレンジに付いて語ってくれました。

2020年10月 FMヨコハマ Lovely day街角レポートの生放送 藤田くんが来てくれました。

2020年10月 東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 GINZAの「となりの5分メシ」に掲載されました。

2020年7月 神奈川新聞 イマナカの眺望とこだわりの味特集で取り上げられました。

2020年4月 雑誌Flashの取材を受け写真付きで掲載されました。

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