田口フルーツ

兵庫県 加古郡稲美町岡

田口フルーツ

食べチョク登録:2019年07月

兵庫県の稲美町という神戸市に隣接する町で果物の栽培をしています。

稲美町に以前はあった日本で始めてのワイナリー播州葡萄園の復興を目指しています。
稲美町は日本で初めてマスカットが栽培された地域でもあります。

美味しい品種や果物作りを目指して最新品種から美味しいけど作りにくく、廃れてしまいそうな古い品種まで
栽培しています。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

糖度だけでなく酸度もチェック

一般的に収穫前に糖度を計る生産者は多いと思います。
ですが、田口フルーツ園では収穫前だけではなく、生育期にも糖度を計るようにしています。

収穫が始まる何か月も前から糖度を計測していく事によって
最終的な収穫期に理想の糖度になるように段階的に調査しています。

またphメーターによる酸度の測定も行っております。
こちらも実が小さいときから行って確認しながら最終的に酸が抜けてきたら収穫するようにしています。
糖度は環境によって振れ幅が大きいですが、酸度は環境による変化は糖度程大きくないので
成熟度合いの目安にするのにちょうどいいのです。

例えば酸度が低く成ってきているのに、糖度の上昇が悪い場合は
実を間引いたり、何かしらケアをすることによってより美味しい物を収穫できるようにしています。

果物の甘さは糖度が高く、酸度が低いほど甘く感じますから
糖度以上に甘く感じれる様になっていると思います。

生産者のこだわり

最古の品種から最新品種まで美味しい品種を栽培しています。

田口フルーツ園では最新品種から古い品種まで多くの品種を栽培しています。

特にブドウは多く栽培面積は一般的なブドウ農家よりかなり少ないですが50種以上栽培しています。

イチゴも栽培面積はかなり少ないほうですが現在で9種類栽培しています。
イチゴは最終的には10~20品種栽培できればと思っています。

常に最新品種の情報をチェックして、どこよりも早く栽培し収穫できるようにしています。
新しい品種だけでなく、古い品種でも優秀で美味しい品種がありますが、
そういう品種を見つけるためにも古い品種も作るようにしています。

特に古い品種は美味しいけれど作るにくい品種が多いですが
どんなに難しい品種でも味さえ良ければ挑戦するようにしています。

またただ作るだけでなく、美味しく作る事を一番心がけています。
糖度や酸度、食感や香り、こういう物も大事ですが
一番重要だと考えているのが品種本来の味を出すことです。

生産者のこだわり

特殊な方法で栄養素高める


養液土耕栽培による特殊な栽培方法によって普通の栽培ではあまりできない
微量要素やカルシウムなどをミネラルを含有量を高めるようにしています。

その結果イチゴでは春先でもしっかりと固く日持ちよく育ち
逆にさやいんげんではさやがとても柔らかくなるようにしています。

このようにミネラルを上手く使う事によって作物の栄養素を高めつつ
より美味しくなるように栽培しています。

生産者のこだわり

肥料を効率よく使いエコで地球環境に優しい栽培をしています。

田口フルーツ園では肥料の種類や使い方にこだわりを持っています。
主に溶液栽培用の肥料を使い水に溶かして点滴潅水で肥料をあげていますが
栽培状況や作物によって使い分けています。

微量要素入りの肥料に、5つの溶液栽培用肥料を状況によりブレンドすることによって
作物にとって必要な栄養を絶えず供給できるようにしています。

普通の溶液栽培だと肥料を倍率をあげたり下げたりしていますが
状況によっては各成分が無駄に多く成ったり少なかったり偏りが出来てしまいます。

特に作物の種類や品種によって同じだけ肥料があげても育ちが悪かったり欠乏症がでたり
逆に一つの成分だけ以上に余って過剰症になったりなどしてしまいます。

ですので田口フルーツ園では品種ごとに肥料の種類や施肥量を変えるようにしています。
また季節が変われば栽培状況も変わってくるのでその時期にあった肥料や施肥量で育てています。

そうすることによって普通の栽培より3割くらいは施肥量を少なくすることに成功しています。
ちなみに多くの方は収量をあげるために施肥をしていますが、私を美味しい物を作るための施肥をしています。
ですので、その分施肥量もより少なくできています。

また簡易的な土壌検査から専門機関による土壌分析などを駆使して
栽培時にも過剰な量をあげないように努め、栽培終了後は出来るだけ土壌に肥料が残らないようにしています。
そうすることによって硝酸態窒素の地下水汚染も防ぐことが出来るので地球環境にも優しいです。

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