２０２２年１月１６日(日)、やや肌寒いものの、よく晴れた日で、久しぶりにドライブに出かけ、大三島をゆっくり一周してみることにしました。
　まずは、大三島橋近くの桜の名所。春に向かって、まだ草刈りなどもされていませんが、花見の絶好ポイントの一つです。
　次は、地獄谷観音堂です。コロナ禍以前には、縁日に大勢の方が集まり、接待をしてくださっていました。久しぶりにやってきましたが、駐車場やトイレもあり、境内はよく整備されておりました。
　この観音堂は、大三島西国２５番、坂山観音でもあります。大三島西国とは、大三島の中に３３の札所を設け、西国参りをすることができるようになっています。
　他には、島四国もあります。大三島の中に、８８の札所を設け、四国８８か所参りができるようになっています。このお堂のすぐ下には、四国６１番子安大師堂の札所もあります。
　どちらも、起源は江戸時代にさかのぼり、簡単には行けない西国や四国の札所巡りを、大三島の中でできるように設定した、先人の知恵です。島四国は、伊予大島が起源とされ、多くの島々に設けられています。西国について、どの島が起源かわかりませんが、島四国同様です。