6月の森 ブルーベリーファーム

栃木県 佐野市

6月の森 ブルーベリーファーム

食べチョク登録:2018年08月

当園は栃木県佐野市唐澤山の中腹の森と湖に囲まれた自然豊かな場所で有機ブルーベリーを栽培しております。
唐澤山の清清しい空気と清冽な水と太陽の力を受けて有機栽培農法の一種であるステビア農法を用いて大切に育てた当農園のブルーベリーの糖度は、15.5度(安足農業振興事務所 計測)と高く、甘酸っぱいブルーベリー本来のお味は、大変美味しいと皆様にお喜び頂いております。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

農業を始めたきっかけ

森と湖に囲まれたロケーションの良いこの土地で農業を始めたきっかけは、オーナーの小林が物を作る仕事は最も尊いことだと教えられ、農業をやりたいと決心したことがはじまりです。

その後、農業生産法人を2年をかけて許可を取り、ハーブとブルーベリーに魅せられて、’96年にハーブガーデンを開園し、’99年からブルーベリーの栽培を始めました。

元は一面の山でしたが、社員一丸となり約300本のブルーベリー畑を作り上げました。今では1100本ものブルーベリーがあり、本来の甘みを出すためにステビア農法による有機栽培でこだわって栽培しております。

生産者のこだわり

植物本来の力を引きだす「ステビア農法」

ステビア農法とは、ステビアというキク科のハーブの茎葉を土壌にすき込む有機栽培農法のことです。ステビア農法を行うと、有用微生物やミミズなどが増えることで本来の土壌に戻すことができます。そこに育つブルーベリーは原産地の北米で育ったような本来の持つ力を発揮し、結果として美味しい自然の味の農産物が収穫出来るのです。
ステビアが本来有している植物糖度をブルーベリーが吸収することによって、次のような品質の向上が見られます。
1.ブルーベリー本来の味が出てくる
2.ビタミン、ミネラルが豊富なブルーベリーとなる
3.ブルーベリーの甘みが増す
4.風味(味・香り・歯触り)が良くなる

6月の森ではハーブガーデンでステビアを栽培しており、ハーブティーで利用する「葉」を収穫した後、不要であるステビアの茎・根は捨てておりました。しかし、偶然ステビアの茎を冬の間ブルーベリーの霜よけ(マルチング材)で敷き詰めたところ、ブルーベリーの糖度が上がりました。ステビア農法は「もったいない」精神が偶然の発見に結び付いた自慢の生産方法です。

生産者のこだわり

土の大切さ

土壌の管理には常に注意を払い、ブルーベリー園は強酸性(ph2)ハーブ園は弱アルカリ性(ph6~7)にするために園内の小川を境として2極の土を分けております。
また、開園当初は土づくりで使う腐葉土を那須にあるJTまで買いに行っておりましたが、土には魂がなくてはといけないと思い、現在は自社で腐葉土を作っております。

ステビア農法と土づくりのこだわりにより、栄養価が高く、高活性・高品質なブルーベリーが育つのです。

生産者のこだわり

有機JAS認証をいただいています

「絶対に農薬を使わない」という強い意志のもと、自然農法で栽培していることによって、結果的に有機JAS認証を頂くことが出来ました。(H21年5月。以後毎年認証)
ブルーベリーには根元の幹の周りに虫がいるのですが、手作業で幹の周りを優しく掘って幹にくっついている毛虫を箸で取り、踏み潰し駆除しております。この作業だけで年2回1100本施行しておりますが、無農薬で生産するためには欠かせない作業であると考え、手を抜かずに取り組んでおります。

また、お客様にはできるだけ新鮮なものを召し上がって頂きたいと思っておりますので、その日の朝収穫したものだけを出荷致しております。(雨天時は収穫いたしませんので、リードタイムを設けさせて頂いております。)

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