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栃木県 大田原市
私たちの圃場は、栃木県大田原市余瀬というところにあります。合併前は、栃木県那須郡黒羽町というところになり、地名が示すように那須の山々の麓に位置する農村地帯です。肥沃な那須野が原の大地と、鮎で有名な那珂川から流入する那須連山でろ過された伏流水、そこに朝夕の寒暖の差も手伝って、農業をするにはたいへん恵まれた地域です。栃木県からの発送となりますので、関東近郊はじめ、本州まででしたら、収穫翌日の鮮度抜群の状態でお届けできます。都内であれば、わざわざ発送日の翌々日にしか届かない北海道や九州からのものよりも、新鮮な状態でお届けできるのが弊園の強みだと思っています。なるだけ、新鮮な状態でお届けしたいです。以下、お時間あればご覧ください。〜就農のきっかけ〜 30歳を目前にしたときに、設備業との兼業の米農家だった父が末期癌になり、当時中国に駐在していたところから急遽、地元に戻り父の手伝いから農業をスタートしました。1シーズンは父と一緒に作業ができましたが、2シーズン目は父がベットから動けなくなってしまったため、近所のおじさんたちの力を借りながら、種まき、田植えとやり遂げました。稲刈りを目前に控えた夏に父は旅立ってしまい私の作ったお米を食べることは叶いませんでした。そのあと、地元の名産のアスパラガスを作ることを勧められ、アスパラガスの栽培をスタートをさせました。初めて、自分で育てたアスパラガスを食べた時の感動は、衝撃的でした。「アスパラは、こんなに美味しいのか!」とあの時、感じた衝撃を、もっとたくさんの方々に伝えたく食べチョクさんを通して、収穫当日に発送する新鮮なアスパラガス、お米(地名大田原は「大俵」の通り、古くからお米の産地)や甘酒を販売しています。〜農業をはじめてから〜農業をはじめてからは、それまでとの仕事のギャップや地元に戻ったとはいえ、慣れない地元の慣習や久しぶりの家族との共同生活(祖母と同居)などにストレスとうまく付き合えない日々が続きました。アスパラガスはある程度、収穫できるまでには2〜3年ほどかかります。その間は、お米とアスパラの作業配分のよい塩梅を見つけることができず苦労しました。行政などからの補助も受けつつなんとか、徐々に、安定生産することができるようになってきました。毎年試行錯誤を続け、今年で、就農して7年目。今では、いろいろ折り合いをつけることもでき、自分なりの農業の魅力を発見することもできました。喫緊の課題は、肥料などの原材料の調達が先行き不透明ということです。遠くでの戦争が、回り回って日本の農業にも大きな影響を及ぼしています。そのため、昨年までに使用していたものを、8割以上更新し、新しい肥料での栽培に今年は挑戦しています。ものを変えても、昨年以上のものを作ることに頭を悩ませる日々ですが、その試行錯誤が、また楽しく感じます。今年もみなさんに、また食べたいと思われるようなものを、お届けできるよう挑戦は続きます。2022.03.09YOZE FARM後藤
¥3,500
栃木県大田原市
YOZE FARM
¥7,000
¥14,000