山梨県南アルプス市で、南アルプス山脈、富士山、八ヶ岳に囲まれて育ったオーガニック・オリーブの実を搾りオイルにしました。有機JAS認証かつ農薬は使用していません。今年に関しては肥料も一切使用せず、畑と太陽と水の力だけで育った自然栽培のオリーブです。
南アルプス市は甲府盆地の西側に位置し、桃、サクランボ、葡萄、柿など果物の産地です。水はけの良い土、日照時間の長さ、雨の少なさ、適度な風、朝晩の寒暖差などが果物に良い影響を及ぼします。オリーブの実についても同じです。日本では沿岸地域で栽培されることが多いオリーブですが、山のオリーブは違った味になったのではないかと思っています。
【今年のオイル】
丁寧に手摘みで収穫したオリーブの実を、自家搾油機でオイルにしました。収穫後できるだけ早く搾油することが良いとされますが、収穫後当日に搾油しています。
今年始めて単品種で搾れたMission(ミッション)種100%のオイルです。
【酸度】
今年の分析試験結果 0.13%
オリーブオイルのなかで酸度が0.8%以下のものをエクストラバージンオリーブオイルと呼びます。
【風味のご説明】
若草、青リンゴの香り。胡椒の辛味、クルミの苦み、のどごしに強烈な辛味。肉料理、魚のカルパッチョ、サラダ、パスタの仕上げなど洋食にあいます。
【おすすめの利用方法】
とにもかくにも「生食」がおすすめです。
加熱使用も出来ますが、風味を感じて楽しめるのは生食です。開封後、まずはティースプーン1杯をそのままどうぞ。オリーブオイルは洋食のイメージがあるかもしれませんが、和食にも合います。下記を参考にぜひ色々お試しください。
なお、オリーブオイルは開封後劣化していきます。腐敗はしませんが、風味が落ちるので開封後はできるだけお早めにお召し上がりください。
<和食>
・しらす丼の仕上げに
・納豆・味噌汁の仕上げに
(味噌は山梨の甲州みそがおすすめです!山梨テロワールのマリアージュをお楽しみください)
・これからの季節は鍋や湯豆腐の醤油だれやポン酢に合わせるのも◎
・おにぎりの具のおかかに合えて(さらにご飯にオリーブオイル+塩でも)
<洋食>
・サラダのドレッシングとして。オリーブオイルと塩胡椒だけでも十分(+柑橘も良いです)
・白身魚やタコのカルパッチョに
・サンドウィッチのたまごサラダやタルタルソース、ポテトサラダなど、普段マヨネーズで和えていたものをオリーブオイルに置き換え、セージなどのハーブを加え、マヨネーズは少しだけにすると、さっぱりした大人の風味になります。
・ピザやパスタの仕上げに(ピザトーストも◎)
・もちろん、バケットなどのパンにつけても!
・気軽にヨーグルトやジェラート、季節のフルーツ(柿や干し柿)にひとまわし。
【パッケージについて】
当園の屋号「ながら」は、楽しみ「ながら」「長良(ながら)=長く良いものを」「ずっと、いい感じ」という意味があります。
その「ながら」にちなんで、ラベルを県内産の和紙にしました。長く続いている技術と文化を感じていただけます。
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