小梅500グラム
植えてから18年経ちました。勿論農薬を使ったことはありませんが年に1、2度の剪定は欠かさず行います。毎年きれいな実が沢山なります。
1本の木ですが今年は(も)豊作となりましたので、興味を持って下さった方にお届けできればと思い掲載しました。
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自然農園と屋号にしていますが、自然栽培を謳っているわけではありません。就農から10年間不耕起栽培の”自然農”に取り組んでいました。現在は基本的に耕起して作付けをしています。ただ不耕起帯も残すことで生物生息域としています。
自然栽培というカテゴリーに関してはすこし曖昧さを感じています。無肥料栽培というのも・・・作物は必要な肥料分を吸収して育つものと思いますし、無施肥に囚われて作物が不健康であったら本末転倒ではないかという考えです。
土壌条件は場所ごとにまちまちなわけで、健康な作物を育てるための項目の1つに、養分として有機質を補う上での施肥はあって然るべきではないかと考えます。
では健康な作物とはどういうものか・・・言葉で表わすのは難しいのですが、試行錯誤を続けてきてだいぶその姿を見極められるようになった気はしています。もちろんサイズではありません。例えば旬の山菜や野草が持っているような力強さを作物から感じられるかどうか・・・ではないでしょうか。
免疫力という言葉をコロナ禍のなかでよく聞くようになりました。
免疫力を高める生活を、とアナウンスされてましたが、人間の免疫力を高めようとするなら、口に入る野菜が高い免疫力を備えていることも大事なのではないかと思います。免疫力の高い野菜は虫食いや病気を遠ざけますので農薬も不要になります。
その免疫力の高い野菜が即ち健康な野菜であるということです。
もともと野菜は人が食べやすいように改良されたものですが、そこに力強さ(生命力)の感じられないような食べ物にしてはならないと思います。
自然は厳しいものです。生物はその中で自立してたくましさを身につけていきます。特に幼少期に適切なケアは必要ですが、なるべく手出しは最小限にして力強い野菜が育つようにと考えています。
そして、無施肥にはこだわりませんが、余分な肥料分は決して与えないように心がけています。
畑にはたくさんの他生物が存在します。
多種多様な草、虫、鳥、そして小動物も顔を出します。作物に対する阻害、食害も当然ありますが、あえて敵視はせずなるべく共生を見守ります。
生物の営みが豊かな畑で多品目栽培をすることで、土中の微生物は活性化し、バランスのとれた地力が永続的に培われるのではないかと考えます。
現在は作付け全体の60~70パーセントで自家採取した種を使用しています。
毎年更新している種は、徐々に土地の環境に適応しているようです。
初年度から続けているものもあります。今では唯一無二の品種といえるかもしれません。(写真:ズッキーニ種採り用)