日本で飼育されている乳牛の1%にも満たない希少なジャージー種。
イギリスのジャージー島発祥で古くから守られてきたこのジャージー種のミルクは、世界一濃いと言われるほど乳脂肪分が高いのが特徴で、それ故古くは英国王室御用達のミルクとも言われました。またやや黄色味を帯びていることから「ゴールデンミルク」とも言われています。
我々はこの暑さにも比較的強いジャージー種を沖縄北部やんばるの山で放牧するという取り組みをしています。
乳量を追い求めることはせず、1年中青草の生える沖縄の温暖な気候を生かし、餌は草とごく少量のビール粕のみ。
酪農が100年先もずっと続いていく産業であるために、牛にも人にも無理をさせず自然体であることが、結果的に本当においしいものをつくることに繋がると考えています。
【希少な国産・沖縄県産のグラスフェッドミルク】
牛本来の食性である草で育てるグラスフェッドミルクは、その風味だけでなく栄養価も高く、βカロテンやオメガ3脂肪酸などを多く含むと言われています。
当社のアイスは、このミルクを贅沢に使用することで素材の風味を最大限に生かし、砂糖は沖縄県産のきび砂糖にこだわっています。安定剤などの添加物は一切使用しておりません。
ミルクの濃厚な甘さがしっかりあるのにさっぱり食べられます。生クリームを追加する流行りの「クリームリッチ」に走ることなく、添加物に頼ることなく、それはミルクの味に自信があるからです。
【やんばるでカカオ栽培に取り組むOKINAWACACAOさんのカカオニブをトッピング】
カカオニブ味は、アイスの上にカカオニブを散りばめています。
※カカオニブとは、チョコレートなどに加工される前段階、カカオ豆を発酵・ローストして小さく砕き、外皮と胚芽を取り除いて胚乳(ニブ)だけにしたもののことです。
フレーバーアイスを開発する上で大事にしたかった、「ミルクの風味をしっかり残すこと」。我々はアイスクリーム屋さんである前に、本物のミルクのおいしさを伝えたい酪農家であります。カカオニブはまず食感で楽しめ、ほどよい香りとビターな味わいがミルクとぶつかること無くマッチします。
カカオニブの原料原産地はウガンダとなっておりますが、加工されているOKINAWACACAOさん (https://okinawacacao.com/) は、沖縄県では無理だと言われていたカカオの商用栽培に挑戦されている企業です。その裏にある想いや、地域に根付いて取り組まれている姿勢に感動し、共感し、我々もそんな企業体でありたいというモチベーションも与えてくれる存在です。
一方で我々INAHO FARMが取り組む酪農も、「暑さに弱い乳牛を亜熱帯の沖縄で飼うというだけでも難しいのに、通年放牧なんて無理だろう」なんて思われがちだったりします。それ故に参考にする前例が無く手探りな部分も多くあります。しかしこれからの酪農界のために、正しい食の在り方の為に、様々な思いを胸に毎日取り組んでいます。
【お召し上がり方】
無添加ですので、冷凍庫から出した直後は固いです。
少し待って溶け始めてからスプーンですくっていただくと、滑らかで美味しくお召し上がりいただけます。
本商品はソフトクリームをそのままカップに充填しているため、中央に空洞ができる場合がありますが、品質・内容量には問題ございませんので予めご了承ください。
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<ミルク>
種類別: アイスミルク
原材料名: 生乳(やんばる産)、脱脂粉乳、きび砂糖(沖縄県産)
乳脂肪分4.2%以上、無脂乳固形分16.4%
内容量:110ml /個
<カカオニブ>
種類別: アイスミルク
原材料名: 生乳(やんばる産)、脱脂粉乳、きび砂糖(沖縄県産)、カカオニブ
乳脂肪分4.2%以上、無脂乳固形分16.4%
内容量:110ml /個
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【栄養成分表示(1個当たり)】
<ミルク>
熱量:105kcal
たんぱく質:5.1g
脂質:3.4g
炭水化物:13.7g
食塩相当量:0.1g
(推定値)
<カカオニブ>
熱量:124kcal
たんぱく質:5.5g
脂質:5.0g
炭水化物:14.5g
食塩相当量:0.2g(推定値)
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