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この作成方法は、あくまでもご参考情報としてご理解ください。
『うまく行かなかった』や『腐ってしまった』等に対して、
当社では一切の補償や責任を負いかねます。
もみ殻には納豆菌のような枯草菌がたくさん付着しているので、それらの栄養になる米ぬかを混ぜてあげると一気に活動を始めます。
水を混ぜて山にしておくと勝手に発酵が始まります。
年中作成できますが、夏場は虫が湧きやすく、冬場は発酵に時間がかかります。
【材料】
・もみ殻(約75L)
・米ぬか(約15kg)
※納豆やヨーグルトなどの発酵菌、コーランネオ等の発酵促進剤、・魚粉、畑の土などを入れても良いです。
作業上、あった方が良いもの。
・スコップ
・じょうろ
・ブルーシート(雨対策)
※これら以外に温度計、pH計やEC計などがあると便利です。
【作り方】
1.トロ箱、もしくは畑(ここでは、畑で作ることを前提にご説明させていただきます)
に軽く穴を掘り、最初にもみ殻を全量の1/2程度敷き詰め、米ぬかを約10kg程度入れ、
スコップで中央にくぼみをつくり、水を全体に約5L程度まきます。
2.次にもみ殻の残り全てを1.のスコップで中央にくぼみを作った所に盛り、
その上に米ぬかを追加で約5kgかけ、スコップで全体をよく混ぜ、
水をさらに約5L程度まき、全体をよく混ぜます。
3.ブルーシート等で覆いヒモで縛り、重量物を置き、仕込み完了。
3〜4日(秋・冬はもう数日)放置、発酵を待ちましましょう。
4.発酵したように見えても、内部では発酵が進んでいないため、
スコップで全体を混ぜて中と外を入れ替えると温度は40~60度程度まで上がります。
5.週に1回ほど4.の作業を行います。
完熟堆肥として利用する場合、この状態から、夏場で4〜5ヶ月、冬場だと半年以上発酵させ、熟成させます。
◆完成の確認
黒っぽくなってアンモニア臭がなくなれば、籾殻堆肥として土作りに利用することができます。
◆お役立ち情報
腐敗臭がした場合や青カビで埋め尽くされてしまった場合,密閉度が悪かったりして失敗した可能性があるので土壌に埋め戻すか、一部を使って再度発酵させましょう。 白カビや青カビ、黒カビなど様々なカビが生えることがあります。「カビが生えてしまったから、このぼかし肥料は使えない」と思いがちですが、そのようなことはありません。
白カビは好気性菌といって無害なカビや放線菌であることがほとんどなので全く問題ありません。
一方、青カビや黒カビは、水分を含ませすぎたり、密閉度が悪く外から空気や水が触れてしまったりすると繁殖しやすいです。
大量に発生していなければ問題ありませんが、覆い尽くされている場合には失敗となります。
もみ殻堆肥作りは、微生物資材を用意しなくても良いので簡単です。これも、「捨てればゴミ、生かせば資源」です。
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