農薬や除草剤は使用せず手作業で草や虫をとって育てています。収穫量は慣行栽培の半分以下ですが、肥料を与えずお米本来の味にこだわります。
乾燥は天日干し、昔ながらの竹を組んだ架台に刈取りした稲を干しています。天日干しする事で稲穂に最後の栄養も移すことができ、お米の香りも良くなります。
◎お米づくりの流れ
①田んぼの準備
藁を細断し田んぼを耕運します。
②育苗土づくり
無肥料土または田んぼの土を砕いて籾殻くん炭とまぜて育苗土をつくります。
③田んぼで育苗
田んぼに水苗代をつくり育苗します。育苗土が無肥料なので一般的なプールでは苗が育たないため、田んぼの力で苗を育てます。
④代かき1回目
田んぼに堰水を引き込み耕運(代かき)、土と水を混ぜます。
⑤畦塗り
水が漏れないように鍬で田んぼの畦に土を塗っていきます。
⑥代かき2回目
田植え前に耕運し、土をトロトロにします。土を混ぜることで芽を出した雑草の除草にもなります。
⑦田植えと補植
分けつを促すため少ない株数で植え付け、欠株を補植していきます。
⑧除草
農薬を使わないと年毎に雑草が生えにくくなりますが、それでも雑草は生えてきます。田植え後すぐチェーン除草機(棒にチェーンを吊り下げたもの)を引っ張り土を混ぜます。その後草が生えてきたら田ぐるまと手作業で除草します。
⑨水管理と虫取り
田んぼの水を深くすると草が生えにくいですがザリガニが繁殖して稲が切られてしまいます。逆に浅くすると雑草が元気に生えてきます。ザリガニが繁殖しないよう様子を見ながら深水で管理していきます。繁殖したザリガニ は網で捕獲します。
⑩刈り取りと天日干し
バインダーで刈り取り、竹で架台を組みお日様と潮風を受けて乾燥していきます。
そして収穫!
鮮度を保つためモミの状態で保管しています。注文毎にモミすり(モミから玄米を取り出す)、精米、選別を行いますのでお届けまで1週間程度お時間がかかります。
*5月20日から6月10日までは枇杷の収穫繁忙期のためお米はご予約となります。
*自家採取の種籾を使っています。
*選別は機械と手作業で行うため、稀にモミガラや黒いお米が混ざることがあるかもしれません、ご理解の程宜しくお願いします。
*環境保全の一環として梱包に使うダンボールはスーパーの商品の入っていたものを再利用します。
*栽培期間中農薬不使用。
農薬不使用と表記する為に必要なので記載。私が耕作してからは期間中期間外問わず、農薬不使用です。
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