和歌山県 日高郡由良町門前
紀州由良 岸本農園
和歌山県の由良町で、ゆら早生、早生みかん、はるみ、ポンカン、八朔を育てています。
園地は「門前の大岩」のふもとにあり、由良川北面の南東方向に開けた急斜面は、水はけの良い石灰質土壌と中紀地方の温暖な気候とも相まっておいしいミカンが育ちます。
大岩には、ウニの一種であるシダリスの化石が含まれ、この地が中生代ジュラ紀、海底だったこともなにか良い影響を与えているのではないかと思っています。
なにぶん栽培面積が小さく生産量が少ないため一部の好事家の隠れ産地として密かな人気を呼んでいます。
生産者のこだわり
あじこいミカン
岸本農園のミカンは味が濃いことにこだわりがあります。山畑による水はけの良さと温暖な気候、有機配合肥料を使用し、なるべく収穫時期を遅らせて赤く熟してから採ることで、より糖度が高い味の濃いミカンに仕上がります。
減農薬、減除草剤
農薬は完全に手散布で行っているので、クーラー防除に比べてとても使用量が少なく済み、防除の効果も高くなります。また、生物環境を考慮して、過剰な殺虫剤や殺菌剤などはやらないようにしています。
草生栽培にも挑戦しています。除草剤の散布回数、量を減らし、木の周りはなるべく草を生やすようにしています。
一部園地はクラピア（ヒメイワダレソウ）というグランドカバーになる草を植えて、完全に除草剤を使わない環境で育てています。
詳細情報
経歴・沿革
昭和３０年代にミカン栽培を開始、平成に入り当地で新品種登録されたゆら早生の栽培に注力すると共に、はるみや八朔も栽培しています。
メディア実績
2023年3月 読売テレビ お宝発見！街かど☆トレジャー 和歌山・由良町 編で紹介されました。
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