熊本県 南阿蘇村
農園ベルの樹
吉田千芳子
熊本出身の2人が、移住先の南阿蘇村で営む農園。南阿蘇村農業みらい公社での研修を経て、2024年3月独立。さつまいも（8種類）、かぼちゃ、大豆、小麦、蕎麦、小豆、里芋、白ネギなどを自然栽培と有機農法で生産しています。
生産者のこだわり
地域循環型農業を目指し、環境への負荷が少ない作物作り
畑や地域にある未利用資源を活用した地域で循環する農業を目指し、可能な限り環境への負荷が少ない作物作り、可能な限り安全に配慮した環境づくりを通じて、お客様が安心して選び、食べて頂ける農産物を提供します。また固定種や小麦など種取りができる作物の種を自家採取することで、南阿蘇の大地が育んだ種を守りながら、その恵み（収穫物）を分かち合いたいと考えています。
南阿蘇の景観を守る農業
次に、農園が大切にする「南阿蘇の風景をつくるごはん」という言葉は、日々私たちが食べているごはんによって南阿蘇の景観が守られてきたことを意味します。田畑を耕し作物を植えることで維持される南阿蘇村の美しい風景を守る当事者として取り組んでいます。週末になると観光客が多く来る南阿蘇ですが、農業従事者の高齢化により耕作放棄地が増えています。農園ベルの樹の畑は耕作放棄地だったところが多く、畑の整備に苦労しながらも綺麗になった畑を見ると、地元の方々が守ってきた南阿蘇村の暮らしが蘇ったようで嬉しい気持ちになります。
美味しい野菜づくりと無添加の加工品づくり
農園ベルの樹の作物は、素材そのままの味を楽しみ、料理して頂けるように美味しい野菜作りを追求します。また、料理する時間が無い方も安心して食べて頂ける無添加の加工品もお届けする予定です。
詳細情報
経歴・沿革
2015年4月 国際基督教大学卒業
大学卒業後、ヨルダンで2年間の事務職→カンボジアの地方都市にて有機農業支援事業に3年間携わる。
2022年3月より一般社団法人 南阿蘇村農業みらい公社での研修を経て、2024年3月に夫婦で独立。
