自然恵みファームズ

群馬県 沼田市下川田町5192-1

自然恵みファームズ

田中 崇士

創業:2023年01月
食べチョク登録:2024年01月

我々が自然と共に命(Life)を育むために。

私たち人間の都合に合わせた飼育・栽培ではなく、動植物の生理生態に合わせることが必要であると考えます。それに寄り添い自然と人間の共生を目指します。

それは安心で、安全であることは当然で、美味しい、そして楽しいこと。私たちは農業によるコト・モノの総合的サービスの提供によって利益を創出し、健康で豊かな社会の発展に貢献してまいります。

自然のあるがままではなく、人間と自然の共生のカタチ。
人間は知性と技術で、人間にとっての快適で素晴らしい生活環境を構築してまいりました。その恩恵を受ける我々は、そのすべてを捨て去り自然の中に生きることは大変な困難であり不可能ではないでしょうか。

一方で、行き過ぎた快適性や収益の追求は、人間の都合だけで自然・動植物を改良し、利益・効率を優先した仕組みを作り上げてきました。時には私たちの健康が犠牲になることさえあります。

自然と共に生きていくことは現代社会との矛盾の中にあるからこそバランスすることが必要だと考えます。

人と自然の境界にある里山は、自然だけど自然じゃない。自然養鶏もその一部です。悪く言えば作られた自然とも言えますが、人間と自然が共にある。人間も生態系の一部として共生してきました。それは、持続可能な社会の一つのカタチではないでしょうか。

私どもは先人から受け継いだ里山と共に、安心で安全で美味しい”本物”の食べ物を作り、お届けしたいと考えています。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

自然養鶏の平飼い飼育

一般の養鶏と大きな違いは、鶏舎に居ながら自然の循環を取り入れられる構造になっています。たとえば、直射日光が年間を通して床全面に当たり、四季を通して通気が良く、床に水分を加えると醗酵して床がミネラルや微生物タンパクなどのエサ工場となったり、カーテンや天窓の操作により快適な生活空間ができたりと、鶏舎の使い方が飼育と密接な関係になっています。

生産者のこだわり

鶏舎(飼育環境)について

日々生活する鶏舎は鶏にとって居心地の良い場所であると同時に健康に過ごす場所となります。季節の中で暑さや寒さを体験し自然の摂理によって、健康で生命力のある体が育まれます。すべての鶏舎が南向きで屋根には天窓があり太陽光線が床の隅々まで行き届きます。鶏舎全体の殺 菌効果や、季節や時間によって日の当たる場所が変化する事によって床の微生物(土着菌)に とっても最適な環境を作り出しています。
床は土の上に腐葉土・藁などを敷き込み土着菌の住処とします。これを鶏が撹拌することで、糞が土着菌と混ざり分解が促進されます。これにより悪臭や雑菌が発生しなくなります。 夏を涼しく過ごすために、鶏舎は特殊な屋根構造になっており、太陽の熱を使用して鶏舎内は下から涼しい風が入り込み、空気が対流します。 冬は土着菌の発酵熱でほんのり温かくなります。それでも寒いときは鶏は自然に集まってお互いの体温で温め合います。

生産者のこだわり

飼育方法・餌について

まずは鶏舎内外の環境力(野山の地力)を調えることが基本で、飲用水は、子持山山麓の地下90mから汲み上げた深層地下水を使用し、エサは、長年の試験、研究から厳選したものを与えます。勿論、成長促進剤、ホルモン剤、抗生物質、保存料等は使用しておりません。鶏の健康や環境に良く、鶏が産んでくれる卵の美味しさをバランスした配合になっています。鶏舎の環境が人間も健康に導く内容ならば、その場所でできた農産物は、人間を健康に導いてくれる農産物となるはずです。 

主な餌の原料について

鶏が食べたものがすべて卵に反映されます。美味しい卵を作りには原材料の選定から配合が非常に重要です。鶏にも私達にも、安心安全でなければなりません。
 【主な原料】玄米、カキガラ、 ・トウモロコシ (遺伝子組み換え無し、群馬県産トウモロコシなど)、天然カツオ粉、米ぬか、胡麻、大豆、昆布、クロレラ、ニンニク、唐辛子、漢方、野山に自生する笹・葦・野草など約20種類以上

飲用水:群馬100名山の一つである子持山麓の深層地下水(地下90mから採取)をくみ上げて使用しています。

生産者のこだわり

ひよこ・鶏との接し方

ヒナの時から潜在能力を引き出し、消化吸収能力を高め、消化器官を成長させ(約1.7倍)、新陳代謝を活発に、自然治癒力を高める飼育をしています。鶏とは、養父母・恋人・子共のような間柄で愛情を持って接し、けして過保護な飼育はしません。また、常に鶏たちが快適に過ごせる環境を提供し、健康な卵を産んでもらえるよう自他一体の思いで共存共栄に努めています。

詳細情報

経歴・沿革

1996年 
群馬県沼田市の環境保全型農業(市のパイロット事業)として、子持自然惠農場がスタートする

1997年 
自然養鶏による“子持生命卵”の定期購入販売を開始

2001年 
定期購入者が900名を超える(以降、積極的な広告・宣伝は行わず口コミのみの販売となる)

2023年
自然恵みファームズ株式会社を設立、“子持生命卵”、自然養鶏技術を受け継ぎより多くの方に安心安全で美味しいの農畜産物をお届けする為の事業を開始「自然と共にLifeを育む」をテーマに農に関する事業を展開。

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