

栃木県 宇都宮市新里町
松本農園
〜松本農園について〜
松本農園は、気高き男体山(日光連山)をはるかに望み、古賀志山(宇都宮市森林公園)をうしろに控えた、緑豊かな自然に恵まれた土壌で、先祖伝来の(江戸時代からの)農業を営んでいます。
現在は、新里ねぎ・生姜・人参・ダイコン・菊芋・キウイフルーツなど約20種類の露地野菜(耕地面積5ha)を一年通して栽培し販売しています。
栽培品目[露地野菜・果樹]
新里ねぎ・菊芋・生姜・葉生姜・かぶ・人参・白菜・小松菜・ほうれん草・きゅうり・大根・オクラ・ピーマン・ゴーヤ・なす・じゃがいも・キウイフルーツなど
生産者のこだわり

農水省が認めたGI産品
地理的表示(GI)保護制度とは、地域で長年培われてきた生産方法や気候・土壌などの生産地の特性により、高い品質と評価を獲得している商品の名称(地理的表示)を知的財産として保護することで、生産者の利益増進と需要者の信頼確保を目的に農水省が取り組んでいる制度です。
昼夜の温度差が美味しさの秘訣です
地形的に栽培地は南側に山が少なく日照時間が長いため、ねぎの成長に好条件です。
気温的には新里地区は日光連山の南東部に位置し、降雪凍結した日光連山の陶器の冬季の冷風を受けやすいため夜間の冷気でねぎの甘さがます条件になっています。
江戸末期から100年以上続く伝統的な栽培方法
「新里ねぎ」の生産は、11月頃又は2月頃に在来種の種を播いて苗を育てることから始まります。種は、産地で伝統的に栽培されている新里ねぎから、系統の特徴を残したねぎを選抜して採種されたものです。4月から5月頃になって苗が成長すると、圃場の畝に沿って1列に植え替えます。7月から9月頃になると、踏返しと言われる二度目の植え替えを行います。畝に沿って成長したねぎの直近をほり、掘った溝に沿って直立しているねぎを、根ごと溝に押し倒して斜めにして根元に土をかけます。その後成長に伴い、収穫前までに白身の部分に3回から4回土をかぶせ、弓形に曲がった軟白部をつくります。「曲げる」という栽培でのストレスを受け、新里ねぎは甘味と柔らかさを増すと言われています。収穫は、寒さが厳しくなり甘味が増した12月から3月頃までの時期になります。
詳細情報
経歴・沿革
2014年 農業大学校卒業
2016年 農業法人に就職
2022年 実家の農業を継承し営農をはじめる