
神奈川県 厚木市
ヤンセリーファーム| YAMCERY FARM
「まだ見ぬ感動を畑から」
神奈川県厚木市でラズベリーをはじめ、ブラックベリーなどベリー類、野菜の栽培をしています。
代表は大学在学時からラズベリーを研究していました。
品種の選抜から営利栽培まで一貫して取り組み、国産ラズベリー流通に挑戦中です!
全ては甘くて美味しいラズベリーをお届けするために…!
生産者のこだわり

大学在学時から夢中で研究したラズベリー。国産ラズベリー流通の夢へ挑戦!
ラズベリーに出会った大学3年のころ。初めて完熟した実を食べ、その独特な芳香と風味に感動したあの瞬間を今でも覚えています。
それまではラズベリー自体は知っていたものの、お高いケーキの上に1粒だけトッピングされている味のしない赤いつぶつぶ、くらいの認識でした…。
ケーキのトッピングに使われるのは9割以上が海外からの輸入品。国産の方が全然美味しいのに、、なんで国産のラズベリーが流通していないのか?
ここから私の研究が始まりました。
結論からいうと、「輸入品に比べて国産ラズベリーの日持ち性が悪い」
大学時代の恩師から多大なるお力添えをいただき、現在は輸入品にも負けない日持ちのする品種を選抜し、栽培しています。
いつか国産のラズベリーが当たり前に売っている未来を目指し、日々試行錯誤を重ねています。

品質第一、代表の前職は青果市場の競り人
野菜は生き物ですから、収穫して時間が経てば鮮度は落ちます。
だからと言って収穫してすぐ新鮮なうちに食べるのが一番かというと、必ずしもそうではなく、熟成させてから食べた方が美味しい野菜もあります。
収穫するタイミングを間違えば全然日持ちしないことだってあります。
農産物は収穫からどれだけ早く提供できるか、鮮度ばかりに注目されがちです。
でもそれって本当に美味しいの?生産者都合で無理に早採りしてない?
「品質が良い」というのは、鮮度、味、日持ち、トータルバランスで判断されるべきと私は考えています。
横浜市中央卸売市場で5年ほど野菜の目利きをほぼ毎日行い、全国各地から入荷する野菜・果物を取り扱ってきた経験を活かし、市場流通品に劣らない、本当の意味での「品質第一」を目指して栽培しています。

微生物豊富な土で、甘くて元気で病気に強い!
今までの農業は効率重視し、化学肥料を多用していたために次第に土が痩せていきました。結果、病気が多発する畑になっていました。
同じ畑で同じ植物を何年も栽培することで、土の中にいる微生物、栄養素が偏ってしまい、それを補うために化学肥料や農薬の使用量をどんどん増やす。
その結果、環境にも植物にも悪い、誰も得しない農業の完成です。
そこで当園では有機質肥料を積極的に使用することで、たくさんの微生物がいる土づくりを目指しています。
化学肥料に比べて養分効率は悪いですが、土中微生物の種類が多いほど病気になりにくい環境を作ってくれます。
さらに畑に有機質を投入することで「腐植」と呼ばれるものが増え、雨などによる肥料成分の流失を防いでくれるので、肥料の使用量が最小限で済みます。
肥料、農薬を必要最小限に抑え、環境にもお財布にも優しい農業を目指しています。
詳細情報
経歴・沿革
2017年3月 東京農業大学農学部農学科卒業
2017年4月〜2022年6月 横浜丸中青果株式会社