ふむろファーム

和歌山県 日高郡美浜町

ふむろファーム

文室政彦

創業:2021年04月
食べチョク登録:2023年06月

 1978年4月に滋賀県職員となり、普及と農試で28年間勤め、2006年4月に滋賀県を退職して、近畿大学附属農場に教員として転職しました。大学ではマンゴーについて研究し、音で果実の硬さを測定する方法や自根苗のポット栽培法、新品種の育成などの研究を行いました。
 2020年3月に近畿大学を定年退職後、和歌山県美浜町の煙樹ヶ浜近く、潮騒香る空き地にビニルハウスを建て、マンゴーの栽培と新品種開発を平行して行っています。
 新たなマンゴー2品種を育成し、農水省に品種登録申請を行いましたが、今後とも、消費者に喜ばれる品種を育成していきたいと考えています。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

世界にここだけにしかないマンゴー品種を栽培しています

 主に「紀州美浜しおさいマンゴー」を栽培・販売しています。高糖度(18度以上)で繊維が少なく(アップルマンゴーは繊維が多い)、濃厚な味が特徴です。令和5年2月、農水省に「よしの香」という名前で品種登録を申請しました。
 また、高糖度できわめてジューシーな「紀州美浜みさきマンゴー」を栽培し、販売しています。令和5年11月に「ほほの香」という名前で品種登録を申請しました。
 わが国で栽培されるマンゴーの95%はアップルマンゴーの「アーウィン」という品種です。そろそろ「アーウィン」にも飽きてきたのではないでしょうか。是非とも新しい食感と味覚のマンゴーを味わってほしいと思います。
(写真は紀州美浜しおさいマンゴーです)

生産者のこだわり

有機質肥料を中心に施用し、農薬もできるだけ減らしています

 比較的小さなポット(培土量30リットル)に定植し、肥料は米ぬかと油粕を主原料としたぼかし肥を施用し、自動潅水により適度な水管理を行って栽培しています。
 また、ハウスは浜に近いことから浜風がよく入り、ハウスの軒高が2.5mと高いことからも風通しが良く、ハウス内は快適な温度を維持することが可能です。
 このように、ストレスのかからない快適な環境で栽培することで、病気や害虫の発生が少なく、農薬を節減することができます。収穫は、樹上で完熟し、ネット内に自然に落下した果実を1日に3回見回って収穫し、皆さんにお届けしています。
(写真は紀州美浜みさきマンゴーです)

詳細情報

経歴・沿革

1978年4月に、滋賀県職員となり、主に落葉果樹の普及と試験研究で28年間勤めました。
2006年4月に、近畿大学附属農場に就職し、主にマンゴーの研究を行い、マンゴー新品種「甘近星」と「るびぃ色の恋」を育成しました。
2020年3月に、近畿大学を定年退職し、同年に和歌山県美浜町田井にビニルハウスを建て、マンゴーの栽培と新品種開発を行いました。
2023年2月に、マンゴー新品種「よしの香」を農水省に品種登録申請を行いました。
2023年11月に、マンゴー新品種「ほほの香」を農水省に品種登録申請を行いました。

メディア実績

2022年3月27日付け紀州新聞でふむろファームが紹介されました。
2022年7月22日付け日高新報でふむろファームが紹介されました。
2022年8月1日、NHK和歌山放送局制作「ギュギュっと和歌山」の「わびたび」コーナでふむろファームが紹介されました。
2022年9月14日、農業共済新聞でふむろファームが紹介されました。
2023年8月13日、和歌山テレビでふむろファームが紹介されました。

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