

静岡県 富士市
223EGG -FUJISAN EGG-
農業とは無縁の人生でしたが、大病を経験して自分が食べる食品について見直しました。そして「自分の食べ物は自分で作るのが一番安心安全!!」という結論に達して、農業をやると決断しました。
農業について調べていくと作物の栽培だけをするよりも畜産、特に平飼い養鶏も一緒に行うことで理想的な循環型の農業が可能になると知り、養鶏を主軸としました。
自社農園で収穫した無農薬、無化学肥料の野菜を飼料として与え、鶏糞を畑に戻すことで自社内での循環。
更に、地元の豆腐屋さんからはオカラ、造り酒屋さんからは酒粕、農家さんからはキノコ類をいただいて、自社農園内で発酵させてオリジナルの飼料を造ることで地元地域での循環。
この取り組みは、SDGsの
目標2「飢餓をゼロに」
目標12「つくる責任 つかう責任」
目標13「気候変動に具体的な対策を」
に該当すると考えています。
また、少し大きな話をすれば、以前から日本の食料安全保障の面からも輸入の配合飼料や化学肥料に頼らない農業を目指すべきと考えていましたが、農業を始めてから円安、戦争、更には鶏インフルエンザによる卵の価格高騰など様々な問題が現実となってしまいました。
この問題にも微力ながら貢献できればと考えています。
生産者のこだわり

平飼いについて
平飼いとは、鶏たちが地面の上を自由に歩き回れる飼育環境のことです。鶏たちは太陽の光を浴び、風を感じ、自由に動くことができます。平飼いで飼育された卵は、国内で流通している卵のわずか1割ほどだと言われています。

飼育環境について
当農園では、信頼できる種鶏場(ヒヨコ屋さん)から孵化したばかりのヒヨコを分けていただき大切に育てています。
富士山と駿河湾の見える美しい景観の下、鶏舎と繋がる運動場で自由に歩き回り、餌をついばみ、陽だまりの中で砂浴びしたり眠ったり…そんなストレスフリーでのびのびと育っていく鶏たちは、見ていてとても微笑ましいものです。
飼料へのこだわり
1.市販の配合飼料は与えない
2.可能な限り自社農園で無農薬、無化学肥料で栽培された作物を原料とした飼料を与える
3.抗生物質、着色料、ビタミン剤等は与えない
上記を基本として、
地元の豆腐屋さんから仕入れるおからや、地元酒蔵から出た酒粕、マッシュルームなどを自家発酵させて作った農園オリジナルの発酵飼料です。
無洗卵へのこだわり
卵の表面にはクチクラ層という薄い膜があり、雑菌などが卵の内部に侵入することを防いだり卵の鮮度を保つ大切な役割をしています。
このクチクラ層は水で洗うと剥がれてしまいます。
このため223EGGは、殻の汚れは乾いた布で拭き取るだけにして、無洗卵でお届けしています。調理の直前に水で洗い、しっかりと水気を拭き取ってからご利用下さい。