

鳥取県 八頭郡
八頭船岡農場
八頭船岡農場は、地域農業を守り続けるため、耕作放棄地の再生から、農業の担い手の育成確保
耕畜連携による循環型農業の構築など様々な活動を行っております。
八頭郡八頭町の地域全体の食の安心安全を守り推進する取り組みの中で
八頭船岡農場も有機認定へ向けて有機野菜の栽培を本格的に始めております。
日本古来の人と自然と農が共生していた農村を再生し次世代へ受け継ぎ、自分たちで守っていく。
今や理想郷とされる共生の里づくりを目指し小さな一歩一歩が大きな変化へと変容していることを実感しております。
「食べることは生きること」
食べるために生産し、また生きるために加工し保存する。その食べ物を大切に使い、大切に食べる。食べることの大切さ
農業のもつ普遍性を忘れず、八頭船岡農場は、安心・安全な野菜を栽培し、皆様にお届けします。
生産者のこだわり

野菜本来のおいしさは、食の感動を思い出させてくれます
何気なく食べている野菜に感動することが歳を重ねるごとになくなってくるものです。
八頭船岡農場の野菜は豊かな土壌の恩恵を受け大きく立派に育ち、艶があり、包丁を入れると水分が飛び散ってくる感じがあります。
野菜の甘味もたっぷりあり、野菜はこんなに実はおいしいのだ!と食の感動を思い出させてくれます。
新鮮でおいしい野菜を毎日食べられることはとても幸せなことと気づかされます。
鳥取県八頭郡八頭町には人も自然も野菜もわたしたちが当たり前すぎて、見過ごしていた宝物がいっぱいです。
私たちの野菜を購入してくださる方が満足し喜んでいただけるのはもちろん、持続可能な消費と生産の仕組みを構築し、継続していくことを目標にしております。
私たちは精一杯心を込めて育てた作物をあなたの食卓に届けます。

100年持続する再生可能な畜産・農業を目指し、地域循環のこだわり農産物
八頭船岡農場は100年持続可能な畜産・農業を目指し、地域農業を守り続けるため、耕作放棄地の再生から、耕畜連携による循環型農業の構築など様々な活動を行っております。
地元畜産業の牛へ飼料稲、飼料米の供給を行い、その牛から排出された糞尿を原料として、メタン発酵させバイオマス発電を行う。
さらに副産物として生成される良質な堆肥とバイオマス消化液を有機肥料として利用しております。
特にメタン発酵を経た消化液は、アンモニア態窒素が多く含まれていることから、一般的な堆肥と比べて、作物が栄養分として吸収し易く、消化液を散布した畑は、微生物の活動が活発化し
土は空気をはらんでフカフカしていきます。
また1ヵ月以上のメタン発酵の工程により、雑草種子の死滅効果もあります。
バイオマス消化液は有機JASの資材としても認定されており、
雑草種子を含まず、窒素、リン、カリウム等の肥料成分として農作物に吸収され農地還元されます。
石油・石炭などの化学燃料に代わり、地域の畜産資源による循環型再生エネルギーを生成し、残る発酵残渣を環境にやさしい農産物の有機肥料として利用しております。
耕畜連携、地域循環の安心安全な美味しいこだわりの農産物です。

消費者の方々との交流と絆づくり
私たち八頭船岡農場は、培われてきた地域の資産や資源・環境・風土を
これからも守り引き継ぐためにも、共に生き、暮らし、働き、楽しめる農村つくりを目指し続けております。
農地の保全、里山・林地の保全、さらに集落の家屋や水利、
災害対策など自分たちで暮らしを守り、暮らしていける地域つくりに取り組み続けており、その中の活動には、農と食をテーマに地元保育園、小学校の子供たちや消費者の方々との交流イベントとして過去10年に渡り、田植え体験、稲刈り、芋ほり大会を毎年恒例イベントとして開催し続けております。
私たちの地域が元気であるために、また生産したものを消費して
頂くための消費者の方々との交流も大切にしていきたいと
「地域づくり、人づくり、交流と絆づくり」を重要な柱としてこれからも取り組んでいきます。

ものを言う、行動するファーマーを目指します
自然の中で、大地に立ち、土にまみれ、太陽の光と風に包まれながら、あせを流す。
日々働くことこそ、生きることだとゆったり働き続けたいものです。
しかし私たちが働き続け、消費者の皆様に安全で美味しい野菜やお米を届け続ける、未来の子供たちに農業と生きる環境を残していく。
そのためには、大地での農作業だけというわけにはいきません。
社会の中で、農業や食べ物をつくることの価値が認められ
消費者の方々との連携で共に豊かにくらしていくためには
社会的な活動も大切です。
低米価での水田農業の危機、円安等輸入飼料高等などによる未曾有の酪農危機、農家として声を上げ、地域や民のため、将来の子供たちのために、行動することもたいせつと考えています。