静岡県 浜松市
かわせファーム
この生産者は「マルトメみかん」からグループで出品をしています
2021年より静岡県浜松市で約30aと小さい農園ですが、ブドウ、梨、レモン、キウイを中心に果樹や野菜を育てています。
安全でおいしいものを作るのはもちろんのこと環境に優しい農業をするため、肥料は完全不使用(化学、有機、堆肥などすべて)、農薬も極力使用しないことを心掛けています。
またアボカドなど国産では珍しい作物の栽培にも挑戦しています。
生産者のこだわり
就農のきっかけ
私は元々会社員でした。
実家は農家でしたが、数年前より農業をやめてしまい畑は放置状態となっていました。そんな畑の姿を見ていずれは独立したいと考えていたのもあり、就農を決意いたしました。
就農と同じタイミングで果樹栽培(剪定など)に少し関わるようになり、その面白さに気づきました。
そこで実家の畑を使って果樹園を始めることを決意しました。
一番のこだわりの無施肥栽培は、就農を決めてスタートするまでの勉強期間中に出会いました。
もともとは付加価値をつけるために農薬不使用の方法を勉強していましたが、その中で肥料を使わないことが農薬不使用に効果的だということを知りました。
また、肥料による環境汚染の方が実は深刻であるということも知りせっかくなら単純に付加価値をつけるためだけでなく、環境にも優しい農業をしようということで現在の無施肥栽培をすることになりました。
安心、安全な生産環境
当農園の周辺は葉物野菜(チンゲンサイ、葉ネギなど)の栽培が盛んな地域です。
そんな中、私たちは果樹栽培をメインに行う珍しい農園です。
農園は約30アールと大きくはありませんが、その分全体に目がよく行き届きます。
レモン、梨、ブドウ、キウイをメインにアボカド、その他珍しいポポーなど多様な果樹を栽培しています。
土は粘土質で水はけが悪いところもあるため、土に炭や砂利を混ぜ込むなどをして水はけの改善をしています。
栽培へのこだわり
もっともこだわっているのは有機、化学ともに肥料を一切使用しないこと。
肥料を使用しない分、剪定や仕立てを工夫して木(作物)自体を力強く元気に育てています。
農薬についても不使用を基本として、使用する場合は作物の状態に合わせて必要最低限になるようにしています。
肥料を使用しないことで窒素分が過剰になりにくいので病害虫の発生も少ないため、結果として農薬の使用も抑えられます。
病害虫を抑える工夫として果樹の周辺にハーブを植えたり、病気発生時に蔓延を防ぐため同じ種類の果樹がなるべく隣り合わないように木を植えています。
例えば梨→レモン→梨→レモンと交互に植えています。
今後の展望について
肥料を一切使用していませんので、雑味が少なく自然の味わいを楽しんでいただけます。
当農園の作物を食べた方からはよく優しい味がすると言っていただけます。
今は果樹がメインですが、果樹が安定してきたら野菜作りも行う予定です。
珍しい果樹にもどんどん挑戦していこうと思います。リクエスト頂ければ数年後に食べられるかも?
ぜひ私たちが大切に育てた作物をご賞味ください!