

北海道 二海郡八雲町
マルキ久保漁業部
はじめまして(*^^*)
我が家は 北海道の道南 太平洋側の噴火湾にある「八雲町」で下垂養殖にてホタテを
育て出荷している
ホタテ養殖専門のホタテ漁師です。
マルキ 久保漁業部
私は大将の嫁 兼 販売を担当させて頂きます
久保 琴子 と申します。
肩書きは「漁師の嫁」です(*^^*)
どうぞよろしくお願い致します。
我が家は八雲町の
八雲町漁業協同組合 本所」所属になります。
本所の組合では、
日本で養殖活ホタテ3年貝の出荷量日本一とされる程、活ホタテの養殖が盛んな町です。
八雲町は合併により町の中に組合が幾つかあります
周辺の町でも同じ下垂方式でホタテの養殖はされていますが、八雲のホタテは特に中身が良いと業者には評判を得ております。
我が家の販売メインは3年貝です。2年貝から更に1年間貝を持ち越し3年貝として身厚なホタテを作り、出荷、販売をしております。
主に2年貝は加工貝と呼ばれ、回らないお寿司の上に乗っているのが3年貝です。
個人のネット販売で養殖物の3年貝は珍しい商品だと思います。
我が家は主に漁協への出荷をしております。
お客様へ発送する商品は、その日水揚げされた数トンのホタテ貝の中から
更に、私が選別した物を発送させて頂いております。
自信を持って発送させて頂いております。
どうぞ、ご賞味下さい(*^^*)
3年貝のシーズンは11月からとなります。
ただ今出荷の最盛期になっております。
11月からは貝柱だけでなく、春の産卵に向けて卵が色づき始めます。
春が近づくと卵が紅色に染まり、パンパンになります。
卵のお刺身は、濃厚で甘くてとろけます
( ◜௰◝ )
ホタテは食べる時期により、大変お味が変わります。
いつ食べても美味しいですが、
今の季節のホタテは、身の刺身は柔らかで喉越しが良く、焼いて食べても程よい甘みがお口に広がります。
我が家は家族経営の
小さな漁家です。
それならではの、消費者様と近い距離を目指し、大将と私が納得する物を
納得出来る季節に販売させて頂きたいと思っております。
貝の出荷時期は中々忙しく、商品の選別、梱包、発送までの手抜きは
一切致しません。
その代わり、手書きのメッセージなど添えられない場合が多々ある事と思いますが、その辺をご了承の上ご購入頂ければ幸いです。
生産者のこだわり

下垂養殖では扱いが少ない3年貝
ホタテと一概に申しますが
養殖、天然と色々な物があります。
天然物とは、海の中に囲いを作り
稚貝(ベビーホタテ)を放流し
直に海底で育てます。
我が家はその名の通り養殖と称されます。
違いは、稚貝を1枚1枚手作業でロープに刺したピンに付け、海中に張られたとても太いロープに吊り下げる形で育成します。
目の前に広がる広大な噴火湾の海中で、ホタテ達は自分で餌もとります。
唯一の違いは
ロープに固定させ、自由に泳ぎ回らせない事で肉質を柔らかく
また、海底に着けずに育成する為
海から採取した直後でも砂抜きの必要がない事です。
わが町のふるさと納税でも取り扱いがある様に、ホタテ3年貝は町の
特産品として取り扱われています。
そして、
下垂養殖ホタテ3年貝の出荷はほとんどがここ八雲町の物です。

3.11震災からの復興を努力し続けた年月
3.11 東北のあの震災で
大きな津波こそ無かったものの、八雲町では海面変動が激しく
海の中にある養殖施設はほぼ全壊し、吊るしてあった出荷を目前にしたホタテ、これから養殖されるホタテ、それらを吊るすロープやカゴ、浮き玉が壊れ、流されと全滅に近い状態でした。
あれから10数年、2年貝までは割と
早い時期に復興できましたが、
3年貝を作るとなると、更に1年間
10年以上かかりながら
今までに無い程の努力で、近年震災前の形に近い状態までやっと近づけ、出荷に至ることが出来るようになりました。