A-MAcの畑は、厳しい栽培地検査に合格しています!
2022/09/17
A-MAcでは2年前ほど前から、ナスとピーマンをEUへ輸出をしています。
一言で「EUへ輸出」と言っても、栽培や物流にも様々なルールがあり、簡単な事ではありません。
やはりEUは日本よりも農産物の栽培基準や出荷基準が厳しい国ですので、その国のルールに従わなければなりません。

苗の定植時期から栽培地の検査を何度も行い、害虫の発生状況や畑の管理状況を確認します。
輸出する為には、害虫を海外に送ってしまわないように農薬を散布する必要があるのですが、EUの基準を満たしている成分の農薬を使用する必要があり、しかも使用回数も限られます。ちなみに昨年は年間で2回の農薬散布でした。
通常10回前後の農薬散布をするところ、2回程度の使用に抑えられているのは、畑に様々な虫や生き物がたくさんいる事が大きな要因となっています。
野菜にとって害になる虫とそうでない虫が均衡を保ってくれています。
もちろん人の手で害虫駆除や寄せ付けないための対策も行い、収穫につながっていきます。
そして出荷の際は、収穫後の目視確認、そして空港の検疫で目視確認がされ、ようやく海外へと空輸されていきます。

そしてそして、今年はなんと昨年より検査のルールがより厳しくなりました(汗)
温暖化の影響もあるのでしょう、防除する必要のある害虫が増えました。

今年も5月の定植から毎月畑の検査を実施しています。
天候や害虫など様々な壁を乗り越え、無事に野菜を実らせてくれた野菜に感謝です。

この投稿をした生産者

青森県 十和田市

A-MAc

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