A-MAcの投稿一覧

このたびは、たくさんのご注文をいただき誠にありがとうございました。
今更ながら、ご注文をキャンセルさせていただいたお客様へ、経緯をご説明いたします。

今年は8月の記録的な長雨、大雨により、コーンの生育が大変厳しいものとなりました。
たくさんのお客様からご注文を頂いておりましたが、雨の影響で畑が水没。
大半のコーンの成長が止まり、お客様へお送りする品物として相応しくないと判断し、断腸の想いでコーンの発送をキャンセルさせていただいた次第です。
大変残念な想いをさせてしまい、申し訳ございません。

そんな状況下でしたが、コーンの成長と天候をみながら収穫のタイミングを見計らい、一部の成熟したコーンは無事収穫し、お送りすることができました。ご注文をいただいた順にお送りしておりましたので、お届け出来なかったお客様へ改めてお詫び申し上げます。

お客様にお送りできるコーンの選別作業はスタッフ全員で行っておりましたが、未成熟のコーンをお届けしてしまったお客様、心待ちにしていただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。

コーンの成長は止まってしまったものの、実っている部分の味や食感・糖度は成熟したコーンと比較しても遜色はありません。糖度は平均20度を超えておりました。
未成熟のコーンは業務用として加工し、残渣は来年のコーン栽培の肥やしとして使用します。分解を促進する為、米糠を加え、残渣を積んでいきます。畑の土は、除草剤や化学農薬を使用せず、野菜の残渣などの堆肥や米糠を投入し、年々微生物群が活動しやすい環境になってきています。来年こそは美味しいコーンを皆様にお届けできるよう取り組んで参りますので、引き続きA-MAcを何卒よろしくお願い申し上げます。
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A-MAcでは2年前ほど前から、ナスとピーマンをEUへ輸出をしています。
一言で「EUへ輸出」と言っても、栽培や物流にも様々なルールがあり、簡単な事ではありません。
やはりEUは日本よりも農産物の栽培基準や出荷基準が厳しい国ですので、その国のルールに従わなければなりません。

苗の定植時期から栽培地の検査を何度も行い、害虫の発生状況や畑の管理状況を確認します。
輸出する為には、害虫を海外に送ってしまわないように農薬を散布する必要があるのですが、EUの基準を満たしている成分の農薬を使用する必要があり、しかも使用回数も限られます。ちなみに昨年は年間で2回の農薬散布でした。
通常10回前後の農薬散布をするところ、2回程度の使用に抑えられているのは、畑に様々な虫や生き物がたくさんいる事が大きな要因となっています。
野菜にとって害になる虫とそうでない虫が均衡を保ってくれています。
もちろん人の手で害虫駆除や寄せ付けないための対策も行い、収穫につながっていきます。
そして出荷の際は、収穫後の目視確認、そして空港の検疫で目視確認がされ、ようやく海外へと空輸されていきます。

そしてそして、今年はなんと昨年より検査のルールがより厳しくなりました(汗)
温暖化の影響もあるのでしょう、防除する必要のある害虫が増えました。

今年も5月の定植から毎月畑の検査を実施しています。
天候や害虫など様々な壁を乗り越え、無事に野菜を実らせてくれた野菜に感謝です。
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この投稿をした生産者

青森県 十和田市

A-MAc