

高知県 高岡郡中土佐町
おおのみいたどり
四万十川の源流が流れる高原台地、高知県中土佐町 大野見。
脈々と受け継がれてきた美しい村を、守りたいという思いから、
耕作放棄地を利用して春の山菜イタドリを育てています。
収穫した日に丁寧に皮をはぎ、一つ一つ塩漬けした冷凍塩漬けイタドリを販売しています。
毎週木曜日の注文確定・発送になります。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
生産者のこだわり

栽培だからこそできる肉厚な食感のよさ
昔から春の山菜として食べられるイタドリですが、野生のイタドリは太さや厚みがそれぞれ異なります。
私たちの栽培するイタドリは、有機肥料によって肉厚でまっすぐ大きく育ったものを厳選して収穫し、その日のうちに皮剝ぎと塩漬けを行っています。
そのため新鮮さが保たれ、塩漬けイタドリのシャキシャキな食感を再現できているのです。
イタドリジャムも肉厚な実を生かすため、攪拌せずに手作業でカットして砂糖と煮込んでいます。

昔からのばあちゃんたちの知恵と技術
イタドリは収穫してから食べるまでが実はひと手間。
50度未満のお湯で湯がいて、丁寧に皮をはいでいく。
昔から家庭で食べてきたばあちゃんたちだからできる熟練した丁寧な業。
その後、塩漬けとジャム加工調理をして、一年を通してイタドリを楽しめるようお届けします。

春の味覚を楽しむ
古から漢方としても用いられてきたイタドリ。
イタドリの名の通り「痛みを取る」効果があると言われており、関節痛やリウマチの症状の緩和に役立つと言われています。
半日か一晩(5~6時間ほど)、水に浸して塩抜きをして、よく絞ってから料理にお使いいただけます。
煮物や油いために相性抜群、市販のキムチにつけてもシャキッとおいしく召し上がれます。
イタドリジャムの梅のような酸味は、春の味覚であるこのシュウ酸をそのまま生かしてコトコト煮ています。

多年草のイタドリで土壌を豊かにする
二年以上生存する多年草であるイタドリは、根を地中にとても深く広く張ります。
この根の伸張によって耕作放棄地として荒れ果てた土壌が耕され、生き物が住みやすく豊かな環境に。
農薬・化学肥料を使わず、50年、100年といつまでもこの自然を残す栽培方法をとっています。