有機栽培《JAS認証》農家・ 古果園 (こかえん)

和歌山県 有田郡有田川町

有機栽培《JAS認証》農家・ 古果園 (こかえん)

食べチョク登録:2022年02月

食べチョクAWARD受賞歴

受賞件数:1件

  • 果物

古果園は『安全・安心・健全で免疫力の高い』農作物をお届けしたいとの思いで、
EM(有用微生物郡)を活用した農法を実践して「有機栽培(JAS認証)」を行っております。

和歌山県から安心安全な農産物を全国の皆様にお届けいたします。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

環境と食べる人がともに健康に

古果園の果樹園の樹下には雑草が自生しています。これは「草生栽培(そうせいさいばい)」と呼ばれる農法で、果樹園の運営では特に注目されている栽培方法のひとつです。樹下に生えた雑草は、土の乾燥や益虫の巣となります。また斜面につくられることが多い果樹園は雨によって表面の土が流されやすく、それによって樹の根が露出してしまうことがあります。下草を生やすと、雨が直接土にあたる確率が下がると同時に、草の根で表土を保持し土壌の浸食を防ぐ効果が期待できます。また、果樹の根を考慮して土壌を耕せない果樹園でも、草の根が土壌深く伸びることで土を耕し排水性を高めるなど栽培環境の向上が望めます。さらには下草そのものが有機物の供給源ともなり、環境と共存した栽培が実現できるのだといいます。雑草を生やしたままでは虫がつくのでは?と懸念されるかもしれませんが、樹が本来持つ生命力が引き出された健全な樹には、害虫に負けない力強さが備わっているのです。

生産者のこだわり

自然の摂理に逆らわない

樹下には雑草が生え、毛足の長いじゅうたんのように柔らかに足を受け止めます。クモがあちこちに巣を張り、摘み取り作業をする人たちの行く手をさえぎります。シジミチョウが舞い、時折、摘み取ったみかんに羽を休めます。樹下に茂った雑草は、自然のままに。春には春の、夏には夏の、秋には秋の草が生え、自然の摂理にそって生きています。慣行農法で栽培される果樹園は、みかんの木以外は茶色の地面がむき出しか、ビニルで根本を覆っています。クモの巣もほとんどなければ、雑草も生えていません。茶色と緑の果樹園に囲まれて、古果園の緑とオレンジは異質ではありますが、ひときわ目を惹きます。

生産者のこだわり

徹底して薬をまかない

「薬をまかないなら徹底してまかない。」そうでなければ虫が余計に増えて、何も変わらないのだといいます。「徹底して薬をまかない」栽培方法を続けているから、天と大地に任せて自然と共存する。そんな果樹園でオレンジに実ったみかんの重みに首をたれた枝を、片手でそっと支えながらひとつずつ丁寧に実を摘み取っています。

生産者のこだわり

環境負荷の少ない有機農法技術

和歌山で有機農業の普及にいち早く乗り出した「紀州大地の会」は、EM(有機微生物群)の技術を活用し、より環境負荷の少ない有機農法技術の研究や普及、水稲・果樹・野菜など広範囲にわたる有機栽培農家の育成・啓蒙活動に従事しています。また廃棄物や生ゴミを活用した堆肥やぼかし肥料の製造販売、環境浄化活動、セミナーやフォーラム、研修会の開催などの環境教育活動に至るまで、流通販売や消費者グループとの関わりも含めた多岐にわたった活動を展開し、食の安全・環境の改善に携わっています。平成18年6月には、その活動の功績を認められ「わかやま環境大賞」を授与されるなど、地域に深く根付いた活動が高く評価されています。2001年には意志を同じくする農家が「紀州大地の会」として、圃場(ほじょう)の有機認定を取得。以来、和歌山県下広域にわたって有機生産物の生産・流通にも従事しています。

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