ひろ農林

京都府 京都市右京区京北中地町

ひろ農林

食べチョク登録:2022年02月

京都市内から北西へ25㎞、自然豊かな京北町で農業と林業を営んでいます。
上桂川(淀川の上流で、鮎漁で有名です)の清流と、澄んだ空気に恵まれた土地で自然薯の栽培に取り組んで10年になりますが、毎年様々な工夫を凝らしながら自然薯と向き合っています。

2024年も昨年に引き続き、長期に渡る高温や降水量の少なさで、作物にとって厳しい夏となりました。広い圃場の水やりは重労働ですが、のどがカラカラの野菜たちに少しでも水をあげたい一心で作業をしました。
気象がかわりつつある日本ですが、作物たちは酷暑を乗り越えて今年も実ってくれました。

植物の成長の不思議と自然からの恵みの偉大さを感じながら、農業のやりがいを実感しています。半年で1m以上に成長する自然薯の力強い生命力を、産地から直送でお届けします。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

原点はヨーロッパの青空マーケットで見たピカピカの野菜です

私たちは、オランダとイタリアに、計20年以上住んでいました。どちらの国でも、店先に並ぶ野菜はバラエティに富み、輝くように美しいこと、そしてコクがあり味が濃いことに衝撃を受けました。帰国後に、親世代の京都の土地を引き継ぐと決めてからは、イタリアの野菜農家を何軒も視察し、さらには、有機農家で土地を借りて指導を受けながら野菜作り修行を2年間行いました。

自然薯栽培を選んだのは、自然薯が数少ない純日本原産の野菜であることと、その健康への驚くほどの価値の高さが理由です。おいしくて滋養強壮に優れ、さらにはアンチエイジングでも注目されている自然薯の素晴らしさを、たくさんの方に知っていただきたいです。

生産者のこだわり

畑づくりを大切にし、最低限の低農薬で育てています

畑の水はけを向上させるために、土中に天然木を使った排水システムを設置しました。植え付け前に、もみ殻燻炭で土壌の酸性調整や微生物の増殖、防虫をしています。種芋植え付け時に、カビ防止の殺菌剤塗布1回、自然薯専用にブレンドされた肥料を1回のみ施肥、その後は無肥料 無農薬で育てています。自然薯は山で自生する植物なので、肥えすぎた環境では逆に弱い芋になってしまう傾向があります。厳しい環境でもどんどん成長する自然薯だからこそ、自身の中にたっぷりの滋養分とエネルギーを蓄えているのかもしれません。

生産者のこだわり

「京仙人」ブランドは、京都が持つ独自の気候風土や伝統を大切にする証です

都として栄え人の往来が盛んだった京都では、京の伝統野菜をはじめとして昔から様々な野菜の栽培が盛んでした。文化的にも精進料理や懐石料理を中心に洗練された野菜料理が多く、人々が野菜を見る目は特に厳しいと言えます。「京仙人」は、京都の地で育つ自然薯の奥深い力をリスペクトしてつけた名前です。山間地特有の寒暖差を生かして粘りやコクを育み、みなさんに満足していただける高品質な自然薯の生産をめざしています。

生産者のこだわり

京仙人は、抗菌 防虫 防腐効果があるヒノキの葉と共にパッキングしています

ヒノキの葉には、抗菌、防虫、防腐効果があると言われています。
京都府産自然薯「京仙人」は、ヒノキの葉と共にパッキングしています。林業も営む私たちだからこそできる工夫とこだわっています。ヒノキの葉を手で軽くもむと、森林の香りがいっぱいに広がります。

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