

京都府 久世郡久御山町東一口
淀又農園
京都の伝統野菜である聖護院大根の中でも特に美味しいと評判の[淀大根]の生産者です。
我が地域は、巨椋池の干拓田で水稲を作っていましたが、ひどい水害で、米が全滅したのをきっかけに、聖護院大根を作り始めました。
巨椋池の肥沃な土地と、泥の地質が、聖護院大根の生育に適していて、とても美味しいと評価になりました。そしていつしか、淀大根(京都市伏見区.淀の近くで作られた大根)と呼ばれるようになりました…その大根の生産者で、JAに、生産者登録しています。
生産者のこだわり

安心、安全な野菜作りにつとめています。
残留農薬に気を付け、最低、最小限の農薬しか使用しないようにしています。
しかし、虫害と雑草には日々なやまされています。
でも、虫も食べない野菜は果たして健康なのかと自問自答しながら落とし所を考え日々励んでいます。

味を第一に考えています。
淀大根は味が一番なので、美味しくなる様に心がけています。
本来の淀大根は、白く滑らかで美しい肌をしています。でも、"あばたもえくぼ"の大根が沢山います.しかし、皮をむいもらえれば、なんの支障もありません。
柔らかく早く煮え、煮崩れがありません。煮るのはもちろん、生でも軽く炒めても、ポタージュや、スライサーで薄切りにしてお鍋にいれても絶品です。
淀大根へのこだわりは、我が家の原点です。
他の野菜も、美味しくなる様に心を込めて生産しています。

淀大根は、種子まで、日本産です。
以前は、京都府産でした。。でも、他の品種と交配しない、広い土地が無くなり、オーストラリア産になりました。しかし、我が家も加盟する、淀大根出荷組合の会員の多くから、品質が変わったとの声を受け、タキイ種苗と交渉し、国内で生産してもらう事になりました。
国産品種は、形もそろわず、草質も柔で、作り難いのですが、肉質の柔らかさは格別だと思っています。
この様に、美味しい品種にこだわっています。