
群馬県 富岡市
養蚕体験・研修所「大丸屋」
浅井 広大
私たちは群馬県富岡市で春から秋にかけては養蚕をし、冬場は下仁田ネギ・長ネギを出荷しています。
2015年に移住し、地域の方々の助けもあり、自立することができました。現在は「養蚕+α」の農業経営で、一人でも多くの人が養蚕業に参入できるような仕組みづくりを目指しています。
お蚕さまのフンを使って土づくりをした畑で大きくなった、我が家の「泥付き下仁田ねぎ」をお楽しみいただければ幸いです。
生産者のこだわり
お蚕さまが出すフンを土づくりに有効活用
年5回行う養蚕の時期に、桑を食べたお蚕さまが出すフンをねぎ畑に入れて、土づくりを行っています。年間約45万頭飼育するお蚕さまのフンは年間3tにものぼり、とても栄養価の高い肥料になります。我が家の下仁田ねぎはお蚕さまの力を借りて大きくなりました。
泥付きのまま、なるべく早く皆さまのもとへ
下仁田ねぎの葉っぱは、掘りたては多くの水分を含んでおり、簡単なことで裂けたり割れてしまうので、一日天日干しをさせて、葉をしならせる工程が必要です。ただ、白根の部分だけでなく葉っぱの部分も皆さまに長く楽しんでいただきたいので、収穫→天日干し→箱詰め→発送までを可能な限り迅速に行います。
※ 泥は落とさない方が長持ちします。
1本1本手植えで苗を植えています
下仁田ねぎ栽培は、長ねぎ栽培と違い、なかなか機械化できてないところが大変なところですが、手植えの際に苗の向きを畝に対して斜め45度にそろえて植えることで、風通しと日照条件が良くなるようにしています。
詳細情報
メディア実績
2016年7月 日本経済新聞「群馬で養蚕業参入相次ぐ「富岡」の世界遺産で県産絹に脚光」
2021年8月 日本農業新聞「元青年海外協力隊員 養蚕業 伝統の灯守る」
2022年11月 NHK前橋「ぐんまスペシャル 絹の音」
2023年6月 上毛新聞「新たな力で守りつなぐ 増える若手新規就農者」
2023年7月 NHK前橋「ほっとぐんま」&NHK「おはよう日本」