蒼蛇耕房

愛媛県 今治市

蒼蛇耕房

食べチョク登録:2021年12月

生物研究のフィールドワークを重ねていく中で農業の問題に関心を持ち、農業を始めました。自然環境と生産性を天秤にかけながら減農薬で野菜を生産できる方法を模索しています。農薬の使用量が少なくても栽培できる、落花生、サツマイモ、ゴボウ、ニンニクなどを作っています。
蒼蛇(あおへび)という名は畑のそばを流れる蒼社川から、耕房とは常に新しい農業の形を作り出していく工房のようなイメージをこめてつけた名前です。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

希少で栄養価も高く味も良い、黒落花生の魅力を知ってほしい

アントシアニンがたくさん含み濃い紫色をした黒落花生は、一般的な品種の落花生の半分以下の収穫量しかありません。その分、太陽や大地のめぐみを凝縮しています。見た目だけでなく、甘みが強く濃厚で電子レンジでチンするだけで簡単に煎りピーナッツとして食べられる他、煮豆やピーナッツバター、落花生豆腐、豆ごはんなどにしても見た目も鮮やかで楽しめます。乾燥させた生の状態で販売し、調理するまで植物の種として生きていますので栄養素の劣化がなく本来の落花生の味が楽しめます。

生産者のこだわり

科学的な視点から減肥料、減農薬への取り組み

理系を進んできた経験を活かして、肥料や農薬を減らす栽培方法を選んでいます。また、やむなく化学肥料や農薬を使う場合も専門書や論文をあたって、環境負荷ができるだけ少ないものを選ぶようにしています。
落花生は畑に残っている肥料分(リン酸)を利用する力が強く、また空気中の窒素を吸収して肥料として利用する能力もあるので長年化成肥料を投入し続けてきた畑の土の再生に適しています。特に黒落花生は落花生の原産地である南アメリカの品種で、非常に生育が旺盛で除草剤の使用を減らしても雑草に負けません。センチュウなどの病害虫を減らす効果も知られていて、他の野菜の栽培と組み合わせることで化学肥料や農薬を減らすことができます。
毎年失敗しながらですが、少しずつ減農薬で安定した生産ができるようになってきました。

生産者のこだわり

小規模農家ならではの手作り機械で、耕作放棄地を活用していく

面積の狭い畑は大きな農業機械で作業することが難しく、年々耕作放棄地が増えていっています。また小規模農家では高額な機械をいくつも購入することが難しいという理由もあります。できるだけ効率よく作業ができるよう、手作りの機械や道具を作ってうまく畑を活用し里の風景を守っていけるように頑張っています。

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