キウイの追熟は慣れれば失敗は少ないのですが、これまでの失敗事例を紹介いたします。
①温度が高い
最近は20℃前後に室温を維持されている方が多く、この温度ですと若干高く、腐り気味になってしまうこともあるようです。15℃以下の涼しいところで追熟させてください。腐り気味ですと、カットした面が透き通った感じになります。
②エチレンガスが弱い
ポリ袋に入れる追熟に必要なエチレンガスを発するりんごやバナナの量が少ない場合やそれらが十分熟していない場合は、追熟に必要なエチレンガスが不十分で、1~2週間置いても甘く追熟できないことがあります。
強烈?な臭いを発しているようなものや数量を多く入れてください。
りんごの場合、キウイ10個に1個が目安です。
(実はエチレンガスを出しやすいリンゴがありまして、初秋に採れるりんごが適しているのですが、この時季まではありません。)
③どんどん追熟が進んでしまう
追熟の度合いは時々試食しながら確認して、お好みの状態になった時点で追熟に使ったりんごなどは取り出して、キウイは冷蔵庫で乾燥しないように保存すると長く楽しめます。
以上