

静岡県 湖西市白須賀
静岡ラボ
―安心な国産品を皆様の食卓まで...―
国内食料自給率の低下が騒がれる昨今。国内自給率は年々低下しており、消費量に対しての国内自給率はわずか半分ほど。先進国の中では断トツに低いのが現状です。
きくらげも国内での生産が到底追い付かず、現在市場に出回っている乾燥品の95%以上は中国産です。国内生産率はわずか2%程度しかなく安定的に国内で生産するのも難しいです。
弊社ではそのような問題を解決すべく、静岡県内でも珍しい、きくらげ周年栽培の専門農家として、『安心な国産品を皆様の食卓まで...』をモットーに、国産にこだわり抜いた安心な食品をご提供させて頂いています。
普段何気なく召し上がっているきくらげ「産地はどこなんだろう...?」そんな不安を持ったまま食事するのは楽しくありません!
皆様の食卓が、いつまでも笑顔で絶えない場所・空間になるようお手伝いをさせて頂きます!!
生産者のこだわり

菌床製造・培養
きくらげ栽培は菌床の製造から始まります。徹底して国産にこだわり、おが粉と栄養体、きくらげの種菌まで全て高品質な日本産のものを使用しております。
おが粉と栄養体に水分を含ませながら混ぜ合わせ、菌床の形に成型を行い、高圧殺菌窯で成型した菌床を殺菌した後冷却します。
きくらげの種菌を菌床に播種して袋を閉じて、一定の温度と湿度を保ちながら2ヶ月かけてじっくりと培養を行います。
培養が完了したら、菌床を栽培棟の中に運び入れて棚に並べていきます。菌床は最適な状態に間隔を保って丁寧に管理されます。

栽培
菌床に適切な深さで切り込みを入れ、自動潅水設備による散水で水を与えます。切れ込みを入れた直後は、設備散水のほかに手散水を行い、水分量を十分に確保します。
温度と湿度を一定に保ちながら成長を促します。温度が高すぎても低すぎても均一な成長にならず二等品にしかならないため、PCで常にモニタリングを行い、 環境をコントロールして最適な状態に保ちます。
10〜14日で芽が出始めますが、その後も温度と湿度を厳重に管理しながら栽培を進めます。

選別・洗浄
収穫したきくらげの石突を1つひとつ手作業で切り落としていきます。
石突を切り落としながら、サイズや形を見極め丁寧に選別作業を行います。
選別後、ミネラルをたっぷり含んだ上質な地下水をふんだんに使用して洗浄を行います。
生きくらげとして出荷される商品は、水分を十分取ったのち出荷まで専用の冷蔵庫で保管します。