

大分県 別府市
宝牧舎
「牛の幸せを考える牧場」
牛たちがなるべく自然に近い環境で、健康的に、そして幸せに生きられる牧場づくりにこだわっています。
牧場は、大分県の別府と久住にある豊かな自然に囲まれた55ヘクタール(東京ドーム約11個分)の敷地。
そこで黒毛和牛とジャージー牛を自然放牧し、一頭一頭愛情を込めて育てています。牛たちとの暮らしを通して感じる、いのちを頂くことの大切さと感謝を伝えたいと思っています。
生産者のこだわり

「牛の健康」にとことんこだわる。ストレスフリーな自然放牧
わたしたちは、牛たちがより自然に、健康的に生きることが最も大切だと思っています。
宝牧舎の牧場は、大分県の別府と久住にある山奥の、豊かな自然に囲まれた場所にあります。広大な敷地(55ヘクタール)内で一年を通して自然放牧しており、牛たちは自由に歩き回りのびのびと暮らしています。

牛たちが食べるのは、自然の野草
牛たちは敷地内にある青々とした野草を食べています。穀物飼料や輸入乾草は与えません。そうした自然のものを食べ、放牧で暮らす牛たちのお肉は、「牛肉が苦手」という人にも食べていただきやすい脂身がほとんどないさっぱりとした赤身肉です。柔らかくほのかに甘みを感じるのが特徴です。新鮮なうちに召し上がっていただきたいので、冷蔵でお届けしています。

黒毛の母牛とジャージー牛の、いのちの「価値」を上げる
市場では「価値が低い」とされる牛たちのお肉を、「価値がある」お肉として販売するのが宝牧舎です。たくさん子牛を産んできてくれたけれど、加齢などにより産めなくなった黒毛の廃用母牛や、生まれてすぐに処分されてしまうオスのジャージー子牛といった牛たちを愛情込めて育てています。一般には出回らないお肉をみなさんに美味しく大切に召し上がっていただき、「食べる」という命の循環について一緒に考えていきたいと思っています。

森を伐採せず、誰も使わなくなった土地を有効活用
近年、畜産による森林伐採が気候変動に大きな影響を与えると問題視されています。わたしたちは森を伐採することなく、耕作放棄された田んぼを牛たちが暮らす場所として有効活用しています。牛たちが雨風を凌げるよう、竹林や雑木は切らずに残します。また、牛たちが一カ所にとどまることで裸地や沼地にならないよう、輪換放牧をして、持続可能な牧場づくりに取り組んでいます。