アーセンキッチン

鹿児島県 肝属郡南大隅町

アーセンキッチン

肥後十蔵

創業:2024年04月
食べチョク登録:2021年03月

天然素材を利用して発酵堆肥をつくる農業生産法人アーセンキッチン(株)では、多種多様なハーブ類を中心にニンニク・バナナ・ローゼルなど多品目の植物を栽培しています。

個人農家から法人になりました。
「土の台所」を意味する農業生産法人アーセンキッチン(株)のメインテーマは「土づくり」。生物多様性を意識した極力環境負荷の掛からない農業を小さく展開しています。

漁師さんが獲る魚の骨や定置網に付着したフジツボなど廃棄する魚粕や定置網に付く厄介な貝をリユースしながら、発酵堆肥として土づくりに活用しています。

経緯
10代・20代の頃は、海外・東京に住んでいました。キャンプ・トレッキング・釣り・素潜りなど、「自然」と触れ合う事を生き甲斐にしていた事もあったりして、鹿児島の田舎にUターン。限界集落や耕作放棄地の地域問題に直面し、県内一過疎化の進む町で2018年に新規就農し、2024年に小さな法人会社になりました。

鹿児島県南大隅町は、日本本土最南端に位置する町です。
空気もきれいで、海・山・川に囲まれた手付かずの自然が多く残る日照時間の長い温暖な地域で全ての野菜を作っています。

耕作放棄地となった畑や田んぼで、自家製有機堆肥を使ったいい土作りを心掛けながら、ニンニク・ローゼル・ハーブ類・バナナなど様々な作物を育てています。

◆自家製有機堆肥を使用しています
冬は毎日、山で広葉樹の落ち葉を集めて、
麦芽粕やコーヒー粕、動物性有機物などと混ぜ、
好気性微生物を投入し、発酵させながら
自家製堆肥を作ります。

この自家製有機堆肥を畑に使うことで
土壌の生物多様性が保たれ、
作物が健康で強く、美味しく育ちます。

自然の中にいる虫や菌などの生物を大切にし、環境への負荷をできる限り少なくした土作りにこだわっています。

私達は少数精鋭の農業法人ですが、地球にやさしい土づくりを心掛け、ひとつひとつのお野菜作りの時間を大切にしています。
どうぞよろしくお願いします。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

より自然な環境に近い、多様な生物が共生できる畑を増やしていきます

手付かずの自然が多く残る私の町では、豊かな生態系が保たれ、多様な生物の食物連鎖が残っています。農作業をしていると、畑では農業生産が継続的に行われることで、ヘビ・サギ・カエル・ミミズ・トンボ・クモなど多くの生物が集まり、繋がり合いながら生きている姿が見られます。
農業活動を通じて、このような多様な生物と共生しながら野菜を作る畑を故郷に増やしていきたい想いが強くあります。

生産者のこだわり

土づくりに力を注いできた旬の採れたて野菜をお届けします

アーセンキッチンの野菜は、落ち葉をベースにした自家製有機堆肥を使って栽培しています。土壌の好気性微生物を増やしたい事もあり、基本的に無化学肥料、無農薬で安全性には充分に留意して野菜を育てています。

生産者のこだわり

過疎化の進む故郷で耕作放棄地や廃校利用

県内一の過疎化が進んでいる私のまちにある廃校を活用して、育ててきた野菜の加工品も少量生産しています。
安全に美味しく手軽に使える調味料を開発中です。

増えていく耕作放棄地などを「生きる農地」にしながら、野菜づくりをします。

生産者のこだわり

自家製の有機堆肥

天然の広葉樹落ち葉を使った腐葉土をベースに、麦芽粕・米糠・オカラ・鶏糞・魚粉・山の土などをブレンドしながら、圃場に合ったオリジナル堆肥を作り、好気性微生物が増える豊かな土づくりをモットーにしています。

詳細情報

経歴・沿革

2005年 養殖業勤務
2018年 個人農家として新規就農
2024年 農業生産法人アーセンキッチン設立

メディア実績

2022年9月21日・・BEYOND TOKYOの「都会を出て暮らそうよ」で紹介されました

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