《ファーム・ラタトゥィユ》たきざわ農園

千葉県 白井市

《ファーム・ラタトゥィユ》たきざわ農園

滝澤正人

創業:2002年06月
食べチョク登録:2021年03月

食べチョクAWARD受賞歴

受賞件数:1件

  • 野菜

農園主は元サラリーマンでした。東京のマンションのベランダで、旧友の真似をして、ベランダ菜園を始めました。発泡スチロールの箱に、ホームセンターで買ってきた土と夏野菜の苗。トマトと茄子は立派な実を付けることはなかったけれど、毎日の水やりが楽しかったこと、楽しかったこと。

それから年を経ない2001年春。農園主は、勤めていた会社を辞めて、農家に研修に入っていました。農家で学びながら、畑の小さな一角を借りて家庭菜園を始めました。トマト、ナス、ピーマン、ズッキーニ、etc. 苗はホームセンターで買ってきました。妻が言いました。「ラタトゥィユが出来るから、《ファーム・ラタトゥィユ》だね」。作ったラタトゥィユが美味しかったこと、美味しかったこと。
2002年春。独立して農園を立ち上げました。農園の名前はこれしか頭に浮かびませんでした。はい。《ファーム・ラタトゥィユ》です。
今年21年目に入りました。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

農薬・除草剤・化学肥料を使わないこと

農薬や除草剤を使わないのは、畑に住む微生物・菌類・益虫・害虫や、畑を訪れる小動物・鳥・猫など、農園の生態系を構成するすべての生きとし生けるものの為。化学肥料を使わず有機肥料を使うのは、それが微生物や虫たちにとって一番美味しい食べ物だから。野菜たちはそんな虫たちのフンや微生物によって分解されたものが大好物。だから野菜たちは飛び切り美味しく育つのです。
畑の小さな食物循環、生態系を大切にしたい、豊かにしたい。微生物や虫やカラスや猫が幸せになれば、野菜たちは幸せに育ち、人間はその恩恵を受けて、自然と幸せになれるのです。

生産者のこだわり

少量多品目栽培であること

年間約50種類の野菜を少量多品目で育てています。なぜそんなにたくさん作るのかって?だって色々なものを食べたいじゃないですか。ラタトゥィユ1品作るのでも、トマト、茄子、ズッキーニ、玉ねぎ、ピーマン、ニンニク、これだけで6品必要になってします。これにニース風サラダ作って、レタス、インゲン、ミニトマト、ジャガイモ、合わせて10品。ほんとはもっとたくさん作りたいくらいです。
自分の食べたいもの、必要なものを作る。自分が最も美味しくて安心なものを作る。家庭菜園の延長です。皆さん、ご自身で食べるものを育てるのが本当は一番良いのです。でもそんな簡単には出来ない。なので、私が代わりに請け負います。

生産者のこだわり

ありのままであること

力強く育って欲しい。生命力溢れる野菜に育って欲しい。だから野菜たちを甘やかさない、露地にこだわります。千葉と言えども、ここ、北総台地の冬は厳しいのですが、トンネル等の保温資材は必要最低限しか使いません。いつもギリギリのところで生き抜いている野菜たちです。

詳細情報

経歴・沿革

1986年3月 北海道大学農学部農業経済学科卒業
1986年4月~2001年3月 ニッカウヰスキー(株)勤務 日本ソムリエ協会シニアソムリエ資格取得(残念ながら野菜ソムリエの資格は取得していません。)
2000年10月~2001年2月 就農準備校にて座学及び友部学園での研修
2001年4月~2002年2月 千葉県白井市の有機栽培農家にて研修を受ける。
2002年3月~ 3反の耕作放棄の元梨畑を借り受け開墾、作付け。たきざわ農園を立ち上げる。
2002年6月17日 初出荷。創業日と定め、現在に至る。

メディア実績

2021年5月 テレビ東京「昼めし旅」にて紹介される。
2022年7月 テレビ東京「昼めし旅」にて紹介される。

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