みかん収穫 終える
2022/12/26
昨日当地でも雪が降りました。降ったと言っても朝方に地面がうっすらと白くなる程度でしたが。そのような中、親子3人で最後の園地のみかんを切りました。寒中での作業で辛かったですが、それ以上に傷み果を捨てなくてはいけないことが辛かったです。
その傷み果は、11月末の降雨の際に雨が果皮に残っている状態で翌日に高温になったために果皮が傷んだものです。「ブサ皮くん」と同じように果皮だけが傷み中身は何ともないのですが「ブサ皮くん」とは違っていずれは腐りにつながるものです。だから出荷前の選果の際には傷んでいるみかんは取り除いて廃棄しなければいけません。収穫の際には1つ1つのみかんを注意深く観察して傷果は畑に捨てます。収穫量が減ることよりも、これまで世話をしてきて、やっと収穫までこぎつけたみかんを捨てなくてはいけないことが残念と言うより悲しいです。きっとみかん自身も本望ではないと思います。
3年前にも11月に雹が降り、3分の1のみかんを失いました。今回はそこまでの被害はないと思いますが、自然相手の農業は大きなリスクを抱えながらやる職業であると改めて感じています。
これからは残っているみかんを丁寧に扱い、できるだけよい状態でお客様のもとにお届けできるように準備していきたいと思っています。
悲喜こもごもの毎日です。でも前を向いてがんばっていきます。来年はいい年になるといいな。😃⤴️
U子

1年間お世話してきて、食べられるのに廃棄しなければならないなんて…とても辛い作業ですね(;_;)
「訳あり🍊果皮に傷ありますがご理解いただける方専用」の商品は難しいのですか?(B級、C級品として)出品したらお力になりたいです!

みかん屋 ヤマダ

U子さん、温かなお言葉を本当にありがとうございます。そのお気持ちだけで十分に救われた思いをしていますが、「訳あり🍊果皮に傷ありますがご理解いただける方専用」の商品について検討をさせていただきます。「食品ロス」の観点も大切ですし、「皆様に喜んでいただける商品」「購入してよかったと思っていただける商品」という点がポイントになると思っています。
貴重なご意見を温かなお気持ちとともにありがたく受け取らせていただきました。

この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

みかん屋 ヤマダ

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