

新潟県 村上市
桃川農園
佐藤 譲
はじめまして、桃川農園の佐藤譲(さとう ゆずる)と申します。
新潟県の北部、村上市桃川でお米と野菜を栽培している小さな農園(農家)です。安心・安全でおいしいお米や野菜づくりにこだわり、全国の皆さんにお届けしています。
生産者のこだわり
こだわりの土づくり!
おいしい作物は土づくりから。桃川農園では、「岩船産コシヒカリ」「岩船産 新之助」の稲わらを食べた黒毛和牛「村上牛」の牛糞をメインに完熟させた堆肥を水田や畑に戻し耕す「循環型農法」を30年以上続け、健康で味の濃いお米と野菜づくりをしています。
農薬はできるだけ使わない!
桃川農園では、安心・安全をモットーに、農薬と化学肥料を極力使わない栽培を心がけています。
お米では、完全無農薬、有機栽培で育てたコシヒカリを収穫後天日で乾燥させる「はさがけ米」をはじめ、農薬使用成分回数、化学肥料成分の使用を慣行栽培から5割以上カットした「特別栽培コシヒカリ」を主に栽培しています。
野菜類では、アスパラガス、ブロッコリー、枝豆、トウモロコシで、「新潟県のエコファアーマー」に認定されています。
また、サツマイモ栽培では、栽培期間無農薬に挑戦して、この冬、美味しい「石焼き芋」の販売も行っています。
伝えることの大切さ!
桃川農園では地域の子供たちに農業体験の機会を提供しています。
子供たちが農業体験を通じて野菜の美味しさや食べ物の大切さを感じてくれたら嬉しいと思います。
保育園の子どもたちと春にサツマイモの苗を植えて、秋には収穫体験を3年続けて行っています。
畑では、さつまいもクイズをしたり、楽しみながら食育活動しています。
また、「農福連携」にも積極的に係わり、就労支援B型事業所の皆さんと一緒に畑での作業や出荷業務、イベント直売等行っています。
めざせ!フードロスゼロ!
桃川農園では、野菜づくりを始めて気づいた規格外野菜の廃棄問題を考えてきました。市場出荷のみでは、どうしても商品にならない「極小」「曲がり」「キズあり」等、わけあり野菜の有効利用を考え、農業の6次産業化に取り組んでいます。
サツマイモと地元の養鶏農家さんとのコラボで作った素朴でなめらかな食感が人気の「焼きいもプリン」。四季の野菜類と新潟市の手作りジェラート店さんとのコラボで作った素材のやさしいい味が自慢の「野菜ジェラート」の販売も行っています。
これからもいろんなアイディアをだして、生産農家ならではの加工品開発にチャレンジしていきたいと思っています。