NFO(いちご)

福島県 双葉郡大熊町

NFO(いちご)

食べチョク登録:2021年01月

株式会社ネクサスファームおおくまは東日本大震災により、地域農業に大きな被害を受けた福島県大熊町が農業復興を目指して2018年に設立した、いちごの栽培・販売を行う会社です。
 栽培面積2.2haの太陽光利用型植物工場で、ICTを活用した環境制御を行うことによって、「かおりの」「やよいひめ」「すずあかね」などの品種を年間を通じて生産しています。いちごは収穫した全量を非破壊式放射性物質測定装置によって検査しており、安全を確認してからの出荷になります。
 GAP(Good Agricultural Practice)にも取り組んでおり、2019年には欧州基準であるGLOBALG.A.Pの認証も取得しています。設備や技術というだけでなく、従来の農業のやり方を見直すという意味で、より良い農業の在り方を日々模索しています。
 従業員は避難指示解除によってようやく帰還できた町民のほか、全国から移住して来た農業を志す熱い気持ちを持った者まで様々です。全国の皆さんに美味しいいちごを届けられるように、日々邁進していきたいと思います!

生産者のこだわり

生産者のこだわり

GAPによって今日より良い、明日の農業を

GAPによって今日より良い、明日の農業を
GAPとは「食品安全」「環境保全」「労働安全」などを確保しながら、農産物の生産を行うための取り組みのことです。つまり、農薬は分量・用法・回数を適正に使う、廃棄物を垂れ流さずに適切に処理する、労働者に危険な作業をさせない、など『仕組み』をつくり、『記録』し、『実践』することです。オリンピックで提供される食材にはGAP認証を求められるように、世界的に『農の安全』を第三者機関が認証する時代になりました。当社では欧州基準であるGLOBALG.A.Pを取得しており、より良い農業を目指しGAPを実践しています。

生産者のこだわり

いちご全量に放射性物質測定検査を行っています

東日本大震災による原子力災害が発生してからおよそ10年、福島県産の文字はいまだに人の心の動きにひっかかりを与えるようです。流通の過程で売り先に敬遠される「かも」しれないというような負の連鎖や、品質は変わらないが割安感のある価格である「はず」といった価格固定化があるようです。そんな中、我々ができることは、今までもこれからも安全であることの証明を積み重ねていくことです。

生産者のこだわり

コールドチェーン管理で鮮度を維持します

収穫したいちごは
①コンテナごとに『予冷庫』で一時冷却されます
②冷されたいちごは温度管理された『選果室』で規格ごとにパッケージされます
③製品は『製品冷蔵庫』で出荷されるまで冷蔵されます。
いちごの温度変化をできるだけ防ぎ、低温を維持することで鮮度を保ちます。

生産者のこだわり

栽培はコンピュータ管理で行う植物工場です

いちごの管理は生育に最適な環境になるようにオートメーション化されています。灌水管理、肥料管理、温度管理、日照管理など、設定した目標数値にハウス内が最適化されます。それらの数値は日々記録され、次の栽培に活かされます。天候に左右されにくく、作を重ねるごとにより良い品質のものを、安定してお届けできるよう努力を重ねています。

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