

北海道 虻田郡ニセコ町
チセファーム
平手原野
2020年から夫婦2人で新規就農致しました。
栽培中農薬、化学肥料を使用せず大切に育てています。
生産者のこだわり

微生物やオーガニックについて
自然は循環しているということ、
それは人間、微生物すべて同じであり、循環していないといけないものだと思います。
循環のサイクルがどこかで崩れてしまうと歪がおき、どこかで問題がおきてしまいます。
それは人間が作る化学的なものも自然のサイクルにはないものです。
除草剤や殺虫剤も同じものを使い続けると殺虫剤が効かない虫や、除草剤が効かない草が出てきます。それが歪みであり、未知の病気、ウイルスが出たとき、いつか人間が対応できなくなるのではと私は危惧しています。
私達はよく山菜を採りに行きます。
山の中は耕してもいないのにベッドのようにふかふかです。見てみると団粒構造になっていて
有機質に富み、いい匂いがします、
落ち葉が落ち、虫や微生物が分解、発酵し、植物が使いやすいエネルギーに変化する。
採れた山菜は最高に体からにじみ出てくるほど美味しいです。しかも、不思議なことに虫食いがありません。
自然のサイクルで植物、虫、微生物が共生しているからだと私は思います。
ところで
牛はあんなに体が大きいのにタンパク質も取らず草だけで生きています。なぜ可能か、それは牛の胃袋に微生物が生息し草の繊維質をエネルギーとして利用可能な状態にまで発酵させているからです。コーンや大豆など穀物を食べてるじゃんと思った方、「穀物」は
牛の本来の食べ物ではないのです。乳量や肉のために与えていることが一般的になってしまった現代の酪農では、牛の体にさまざまな異変が生じているのです。
人間は自然のサイクルを使わせていただいている。自然と共生しないといけません。
ミシュランにもサステナブル(持続可能)枠が出来ましたね。
日本では海外に比べ、オーガニック文化はそれほど普及していません、
私達が海外で感じたことは普通にオーガニックスーパーがあるということ、さらに、利用者も多いということ。
マルシェが土日に普通に行われているということ、生産者と消費者が近いということ、
最近では日本のスーパーに有機野菜コーナーができてきましたね、
海外と比較しても、日本ではまだ有機農地は0.5〜0.6%ほどと少なく、オーガニックは普及していません。
日本は「美しい食品」を求めすぎています。
海外ではいびつな形な物もマルシェに出され、泥付きで出品さていますし、逆に良いイメージがあるといいます。今はオーガニック野菜が高いイメージですが、需要、生産が増えると値段も下がると思います。
私達は普段当たり前に食べるものとして広まっていってほしいと考えています。
詳細情報
メディア実績
友近、エグザイルジェネレーション数原、有村架純、坂口健太郎、スギちゃんなどに食べてもらいました!